6月読んだ本

暑くて目が覚めた、梅雨明けの日の朝焼け。


最近2匹はヒンヤリしてるピアノの上がお気に入り。

暑くてヒトもネコもだらけてる。

「東京ノアール」東良美季
1980年代〜2000年代のAV業界に「男優」「監督」「製作」で関わった大河麻郎の私小説というテイをとったノンフィクション。
AV業界のサイクルの速さがスゴイ。
周辺人物が「ビッグマウス」「詐欺師」だらけで、騙されながらも再びつるんでしまう麻郎くんに「人が良過ぎ!」とちょっとイラつく。
ちょこっと登場する「焼き芋屋のおじさん」部分だけホッコリ。(ここはフィクションだろうな〜)

600ページ超えですが、面白いのでサクサク読めます。

1990年代のエロ本(デラべっぴん)のレイアウトしてる同級生が超高収入で(30代前半で渋谷区に家建てた)。
当時はエロで大儲け出来たんですなあ……

「集団探偵」 三浦明博
シェアハウス「銀杏坂」の5人の住民が、日常の些細な事から殺人事件まで解決。
面白いけど、すんごいトリックがあるわけでもなく軽く読めます。

「テーラー伊三郎」 川瀬七緒
福島のさびれた商店街に、高校生と仕立職人「伊三郎」が「コルセット」で革命を起こす。
社会の不条理さや、伊三郎の周辺の個性的な老人たちがよく描かれてて面白いのだが
話の流れが伊吹有喜の「カンパニー」を彷彿とさせるものがあり。
「今時のビジネスを成功させる特効薬=ネットで拡散」て話、最近多くないですか?!
ネットはPRの一部の手かとは思いますが。

「飛田で生きる」杉坂圭介
「料亭」で自由恋愛できる街「飛田新地」。10年料亭経営した男性の手記、すごく面白かった。
女の子、呼び込みのオバちゃん、経営者が三位一体となって頑張る様子、会社の縮図みたい。

稼げる子の特徴は「笑顔がいい」「馴染みがつく」「プロ意識」「目的がある」「親のために」
稼げない子は「自分勝手」「お金にルーズ」「ホストにはまる」。
が、蒼井優似の女の子が店にあがった時は月に400万以上の利益が出るほど繁盛したそうなので
「女の子のルックス」も大事なんでしょうね、飛田。
(飛田はかなりの美人しか勝負出来ないらしい)

飛田新地と東京の吉原(千束付近)の現状が似通ってて驚いた。(新参者の住民によるクレームとか)

「鳥類学者だからって鳥が好きだと思うなよ」川上和人
鳥に興味がなくても面白い。著者と年代が近いのでアニメキャラに絡めた言い回しに付いてはいける。
(アカポッポと、シャアの赤いモビルスーツの相似形とか)
南硫黄島のフィールドワークはエグかった。鳥の死体が沢山落ちてる島…東京もカラスやネズミがいなかったら
雀やハトの死体を目にする事が多くなるのだろう。

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