読んだ本」カテゴリーアーカイブ

薔薇はシュラバで生まれる

Kindleストアで衝動買いしたマンガがかなり面白かった。
「薔薇はシュラバで生まれる―70年代少女漫画アシスタント奮闘記」笹生那実 著
登場するのが美内すずえ、山岸涼子、樹村みのり、三原順、くらもちふさこと
70年代「花とゆめ」や「週刊少女コミック」にどっぷり浸かってた自分にとっては感涙モノです。

山岸先生が天人唐草を描いてた時のエピソード。
あの名作「天人唐草」のアシやってたなんて、すごいー!

「天人唐草」リアルタイムで週刊少女コミック(お正月号くらいだった)読んだ自分は
かなり衝撃を受けたのだが、当時習ってたエレクトーンの先生が
主人公の奇抜(という設定)のファッションに負けてなかった…
あの頃「ピンクハウス」が市民権を得てたので世の中浮かれていたのかもしれない。高度成長期だっけ?

当時の週刊少コミは「風と木の詩」とか「りんごちゃんシリーズ」とか親が見たら「小学生は購入禁止」的なマンガがフツーに載ってたよなあ。
小学生が「ジルベール」と「オーギュ」の関係を理解していたのか謎。

春雪

東京、春雪。寒いー!

雪が映える八幡橋の赤。
今年の桜は長持ちするかな?

読んだ本「ユートロニカのこちら側」小川 哲
中流家庭レベルのお金や住まいを保障する替わりに、個人情報(家の中にカメラもあるレベル)を提供する街「アガスティア・リゾート」。
自由な時間が沢山あるのに、市民としてのポイントを下げないために思想や行動が束縛される息苦しさ。
アマゾンの「おすすめ商品メール」にすらイラッとする身としては何かわかる。

読む前に想像した、「ベーシックインカムになってヒマな人が何かやらかす話」ではなかったが面白かった。

まったりちゃん

昼間はすっかり春。そろそろ「あんか」「毛布」を片付けたいが、桜の時期って夜、案外寒くなったりするんだよね。

「亀裂――欧州国境と難民」フォトコミック仕立ての、ヨーロッパの難民問題ルポ。
シリア難民とEUの関係、知らなかった。ギリシャとドイツ、仲悪そ〜。
文字多めだけど写真のおかげで、難民問題に興味薄かった自分でも完読。
難しめな政治問題、こういう形で説明すれば
興味持つ人増えるんじゃないかなあ。

木場公園の梅が咲き始めた。いい香り。

昼前から急に晴れた。「鵜」も羽を乾かしてる模様。

ゴーストがいい感じに入り、神様ぽく見えるビーたん。

「ふたりの老女」ヴェルマ ウォーリス読んだ。
アラスカ版「楢山節考」のような。楢山節考は雪が降ったら凍死で楽に逝ける的な感じだったが
この老女達は雪原に置き去りですよ。が、昔取った杵柄で、夏には沢山の食料備蓄とウサギの手袋が。
アラスカの伝説というか昔話ですが、面白かった。
独立した家族の距離感やジェンダー問題とか、今でも参考になりそうな気がする。

暖冬

二十四節気では「大寒」だそうだけど、あったかいー。暖冬だニャ。

読んだ本「生命式」村田 沙耶香
ひっさびさに超刺激的な読書した感。
アタマの2編(生命式、素晴らしい素材)が特にスゴいので想像力が豊かすぎる人は危険かも。
著者の他の作品も読んでみたいと思います。

正月休み終わり

お正月休みも今日で終わり。年末はギリまで色々あったがのんびりした正月だった。
毎年恒例、茨城の叔父宅での餅つき(泊まりがけ)が無くなっただけなのにな。


今年の5月まで生きちゃったら20歳だよ、ウメちゃん。

今年の読書始めは「レシピ泥棒」新宮広明
ミシュランやゴ・エ・ミヨから依頼を受ける覆面調査員・二ノ宮千佳(美人)が、酷評を受けるフランスの星付きオーベルジュ、ラーメン行列店のレシピを盗めという依頼、子どもの頃食べたフライは何?など色々解決していく。サクサク読めます。
ラーメン屋って利益率高いんじゃ?と思ってたけど、ちゃんとやってる店は仕入れも多くて、思ったほど儲かんないのね。

3年前の写真

なんだか今年の年末はバタバタしてるので過去の写真を。

2016年、恵比寿ガーデンプレイスのクリスマス。

2016年11月のタマコ。あんまり変わってない。

「エロスでよみとく万葉集 えろまん」大塚ひかり 読んだ。
大塚ひかりの手にかかれば、日本古典文学はほぼエロエロしくなってしまうのだが
万葉集も防人歌でさえ妻を思う歌が多いので、やはりエロ歌が多いのだった。

かくばかり 恋ひつつあらずは 朝に日に 妹が踏むらむ 土にあらましを
(こんなに恋い焦がれるのなら、いっそ毎日あの娘が踏む土になりたい)

奈良時代にも、ちょっとヘンタイさんがいたんですね。
趣旨は違うが、数年前「道になりたい」と言って側溝にもぐり逮捕された例の男を思い出しました。

カゴ

カゴ入りビーたん

カゴ入りウメたん。
綿入りの猫ベッドより、カゴ+敷物(マメに交換)の方が、長く使えてるなー。

「マジカルグランマ」柚木麻子 読んだ。
「マジカルネグロ」という言葉初めて知った。今、日本のドラマでは「マジカルオネエ」というか「マジカルゲイ」が横行してるような気がする。(最近では凪の武田真治みたいな)
中盤からいつものマンガみたいな展開でラストは「そりゃないよ…」なオチだったが面白かった。

寒い

年始年末並みの寒さらしい。ビーたん「あんか」にペッタリ。

「一家心中があった春日部の4DKに家族全員で暮らす」建部 博を読んだ。
豊島区と春日部の「心理的瑕疵物件」に住んだ記録。豊島区の方は異音がしたりで『ひょっとして…』な感じだけど
結婚して住んだ春日部の物件は、ヨメと家族のキャラが濃すぎて(実父:行き倒れで死亡、実母:あやうくロマンス詐欺に、義父と義母は出会い系にハマる等々)霊より生きてる人の方が迷惑な展開だった…。ネタであって欲しい。

タマコ

タマコ、丸すぎる。タマオにその食欲を分けてほしい(涙

読んだ本
「日曜日の人々(サンデー ピープル)」 高橋 弘希
呑気なタイトルに反して、救いようのない「ノルウェイの森」のような設定。
ラストの集団練炭自殺の描写が克明過ぎてホラー….
この作家さんは本当に極限状態を読ませるのが上手いと思う。さすが芥川賞

「オカルトクロニクル」 松閣オルタ
古今東西の奇妙な事件を。中世魔女狩りから井の頭バラバラ事件まで検証。
遺族の気持ちを思うと何だが、面白かった。
「長岡京殺人事件」(山菜採りの主婦2人が殺害された未解決事件)の後日談が怖い。

「愛なき世界」 三浦しをん
大学の植物研究室のお仕事小説。(ほぼ植物の話です)
理系な実験部分を、研究室とは無関係な料理人「藤丸くん」のフィルターを通すので
ナズナに一切興味ない人でも完読できます。

「姑の遺品整理は、迷惑です」垣谷美雨
親の遺品整理でありがちな事が網羅。
「迷惑」から「姑に感謝」という感情の流れが美し〜くまとまってた。読みやすい。
まあ、実際は、こんなに外部の協力なんて得られないよと思う。