月別アーカイブ: 2018年8月

写真展巡り

時津剛 作品展 CELL

時津剛 作品展 CELL

時津剛作品展「CELL 細胞」銀座ソニイメージングギャラリー

写真集『TOKYO STYLE』(都築 響一)が好きな人は必見、いまどきの東京単身者の部屋が沢山。TOKYO STYLEと違い、ライティングの妙で全てが丸見えではないが(明るい部屋もあるけど)その分ミステリアスで面白い。被写体の年齢、職業、出身地、年収などのデータ入りキャプションが別紙で置いてあったが(真実のものかはわからない)写真の完成度が超高いので必要ないかも…。

寺門 豪 写真展 PARADISE

寺門 豪 写真展「PARADISE」銀座ニコン
豊洲、国立競技場、産廃物、湾岸の風景などが対の組写真に。写真に意味を見つけようとか持たせようとして鑑賞するクセを捨てると、気持ちよく見られる不思議な写真展。

スエイシナオヨシ 写真展

スエイシナオヨシ 写真展「Snap Snap Snaps」銀座キヤノン

スポーツフォトグラフィーで著名な作家さんのスナップショット。青(というかシアン)がキレイに出てる。

こんな傘、日本じゃ絶対売ってない!銀座も外国人観光客だらけ。

TOYAMAキラリ

日石寺のあと、梅かまミュージアム U-mei館(ゆうめいかん)へ行くが定休日(水曜)だったので、富山駅近の施設「富山市ガラス美術館」へ。
美術館もお休みだったので、隈研吾設計のTOYAMAキラリを見学。北半分は富山市立図書館、オシャレ。国立競技場もこんな雰囲気になるんでしょうかねー?

TOYAMAキラリ2階の「FUMUROYA CAFE」に入る。不室屋の「宝の麩」も置いてる

市電見ながら一休み。アイスコーヒーおやつ麩(ラスクみたい)つき。¥562。
このあとレンタカーをオリックスへ返却。レンタカー屋の店員さんが車で富山駅まで送ってくれた。徒歩5分程度とはいえ、この日富山は38度。店員さんが神に見えた。

かがやき510号で帰途に。立山の写真を撮ってないのに気づいて慌てて車窓から。
中年オバちゃん2人旅の割りにハードなスケジュール、富山グルメは氷見うどん、ホテルで部屋呑みという大学生のサークル旅行みたいな1泊2日。超楽しかったです。300キロ超えのドライブありがとう!まゆみちゃん。

日石寺

日石寺

まんだら遊苑からまゆみちゃんの運転で40分位で日石寺に到着。
お線香1本¥20、ろうそく1本¥100。強風でろうそく途中で消えてた。

日石寺

薄暗い本堂の奥に石彫の不動明王(デカイ!)が。

日石寺

六本滝。右横に眼病に効く霊水、「藤水」が。ホウ酸が含まれてるらしい。マグボトルに汲んで飲む。

日石寺

十二支滝。爽やかな滝の音も、37度超えの富山の気温には勝てず汗だくで見学(涙。

日石寺

十二支滝からさらに下ると千巖渓の遊歩道が。涼しげ〜、だけど暑くて歩く気力もないのでパス。

参道の「大岩屋」でそこそこ冷えたそうめんを軽くいただいて日石寺出発。

富山地方本線、越中泉駅横の踏切。

まんだら遊苑

まんだら遊苑

称名滝からまゆみちゃんの運転で30分、まんだら遊苑に到着。閻魔堂で閻魔様にご挨拶。
お堂の扉を開いてお賽銭。

まんだら遊苑

布橋を渡る。江戸時代はこの世とあの世の境界と言われてたらしい。橋の向こうには佐伯家だらけの墓地が広がる。

まんだら遊苑

遥望館(磯崎新/設計)で立山信仰のアニメーション「新立山曼荼羅絵図」を。入場料¥100。10時5分から20分くらい?
アニメーションと、大林宣彦の「ハウス」っぽい感じの特撮、クレイアニメの3部構成。語りは岸田今日子! 超よく出来てる!と思ったら「白組」が製作(シン・ゴジラや三丁目の夕日の特撮製作してるとこ)。1992年と25年以上前の作品だが許せる古さ。

まんだら遊苑

まんだら遊苑、入場料¥400。(六角鬼丈/設計) 地獄と天界のテーマパーク。
血の池地獄と針山。入り口から地獄のうめき声が響き渡りテンション上がる! 

まんだら遊苑

まんだら遊苑

八寒地獄をイメージした精霊橋。高所恐怖症の人は「八寒」だろうが…。眺めがイイ!

まんだら遊苑

八熱地獄の閻魔堂は撮影禁止なので、パンフレットからどうぞ。真っ赤な照明と「うめき声」でちょっとブキミ♪

まんだら遊苑

陽の道という草っ原を抜け天界へ。須弥山は工事中。天界窟は撮影禁止なのでパンフレットから。
現代美術作品が7部屋に渡り展示。贅沢な展示法の現代アート。巨大なコンクリ壁に水が流れ続ける榎倉康二の作品が迫力あった。経年劣化が面白そう。

まんだら遊苑

奏楽洞で軽く音を楽しみ、天至界へ。4つの謎の音を聞きセンターの繭状ドーム・天卵宮の中へ。
巨大な黒いお盆に寝転がり、天井の色の変化をぼんやりと。かなり気持ち良く寝ちゃいそう。
このあと、奏楽洞の上に張られたネットの上を歩く天遊桟敷から闇の道へ。

まんだら遊苑

白く丸い石が敷かれ、照明の暗い「闇の道」を抜けると現世へ。

まんだら遊苑

まんだら遊苑

かもしか園を横目に駐車場へ向かう途中にある「合掌休憩所」。田舎のばーちゃんちみたい、ダラダラひと休み。オススメ。

前から気になってた「まんだら遊苑」、まさか友人と一緒に楽しめるとは!嬉しい地獄体験でした。
遥望館のアニメを見なければ小1時間程度で回れるかと(でもアニメ「新立山曼荼羅絵図」は超オススメ)。称名滝の寄り道に是非。

称名滝

称名滝

ドーミーイン富山を7:40分位に出発、まゆみちゃんの運転でおよそ1時間、称名滝の駐車場に到着。

称名滝

砂防を横目に上り坂を30分程度歩く。ちょっとツライ。降りて来る先客さんに「もう少しですよ」と励まされる。

称名滝

称名滝展望台に到着、すごい水しぶき!山から顔を出した太陽光線でゴーストが出てうまく撮れない(涙
(無精してレンズフードをつけてこなかったのが敗因…)

称名滝

右側の黒い筋が、春の雪解け時に現れるハンノキ滝の跡

称名滝

称名滝

落差350メートルの迫力ハンパない。展望台近辺は水しぶきで涼しい。
水量の多い時期や風の強い日は雨合羽かゴアテックスでも着た方がいいかもしれない。

称名滝

水キレイ〜。朝9時頃、称名滝の展望台は貸切状態でしたが、9時半頃には続々と観光バスや自家用車が駐車場へ。早起きしてヨカッタ。

富山で

富山別院横のイタリアンでサクッと晩御飯。地魚のカルパッチョ。他にパテやバーニャカウダなどいただく。

富山の「さんぽーろ」「総曲輪商店街」を歩く。20時ちょい過ぎなのに人いない…大丈夫か富山?!

ホテル近くの富山城址公園。人いないけどライトアップ。夜でも蒸し暑いので早々にホテルへ帰る。

ドーミーイン富山

泊まったのは剱の湯ドーミーイン富山。

ドーミーイン富山

近くのファミマで色々買って部屋呑み。ミニキッチン(シンクと冷蔵庫だけ)がついてて超便利!

ドーミーイン富山

ユニットバス付きだけど、温泉の大浴場(女湯は洗い場5つ)も充実。歯ブラシやヘアブラシのアメニティもそこそこ使える。朝食のバイキングもメニュー豊富で美味しく、いいホテルでした。(東京ー富山の往復新幹線+宿泊費のパックで29400円。安い)

写真展巡り

日本鉄道写真作家協会展「&」新宿ニコン ザ ギャラリー1

鉄道写真といっても色々あるなー!と。吉永陽一さんの常磐線(富岡駅)、長根広和さんの彦山線大行司付近の定点観測的な作品が興味深かった。

かとう せいいち 写真展「チャーちゃんありがとう」新宿ニコン ザ ギャラリー2

2005年に拾われたチャーちゃん(白茶のオス猫)と作家夫婦の記録。口内炎からガンへ、腫れ上がるチャーちゃんの頬っぺたと痩せっぷりが涙。年配の男性の作家さんだからか飾り気なくリアルに衰えていくチャーちゃんを捉えている。オバちゃんにはとても出来ない…。

阿部 祐己写真展「Trace of Mountain」新宿エプサイト

霧ヶ峰の風景と廃墟少し。リンク先の写真から二十数点展示(だと思う)。霧の中でこちらを見つめる鹿の行列が印象的。

磯和 れん子 写真展 「石の声」オリンパスギャラリー東京

石(岩?)が主役の風景写真。が、冬の樹々を写したものがすごくキレイだった。

写真左側のクリエイティブウォール・蜘蛛の巣をマニュアルフォーカスで捉えた、折戸信行写真展「幽玄」がなかなか面白かった。
レンズを通して見えるプリズム、2度と同じものは撮れないモチーフ。デジタルならではだと思う。

キレイな夕焼けはホント一期一会。

五箇山から白川郷

昨日の続き

ミュゼふくおかから、庄川沿いの156号線で五箇山へ。発電所やダム湖の景色がとてもキレイ。紅葉の時期は素晴らしいだろうな…。

ミュゼふくおかから40分強位で五箇山、相倉合掌作り集落到着、駐車場は¥500。早速歩いて10分弱の展望台へ。かなりの山道。

五箇山

五箇山

五箇山・相倉集落の展望台から。初めて見る合掌造りに感動。電線がとても残念〜!

相念寺

趣のある相念寺。このあと合掌造りの古民家を利用した相倉民族館と伝統産業館を見学。
この日の富山は最高気温37度。相倉集落も超暑いのに合掌造りの民族館内はクーラー無し…2階のお蚕部屋はツラいものが。
展示物は昔の服や生活用品、馬のくら、こきりこなど色々あり面白かった。

小原ダム

五箇山のくろば温泉付近から小原ダムを。いい景色。

白川郷

五箇山から156号線で白川郷へ。16時20分ごろ到着したので駆け足で見学。(駐車場(¥1,000)が17時までだから!)
白川郷、外国人観光客だらけビックリ。

白川郷

白川郷のみどころ「和田家」も外観だけみてサヨナラ。

観光化されて見易いのは白川郷、集落が点在してるので車があるならぜひ五箇山へ。
五箇山の集落は建物がまとまっているので(お隣との間隔が狭い)、写真が撮りやすいのは五箇山かも。

新美敬子写真展「ねこと、いぬと、いつまでも」

ミュゼふくおかカメラ館。安藤忠雄設計2000年竣工。

新美敬子写真展

作品1枚のみの撮影はNGだけど、会場内の撮影はOK.マルタのにゃんとギリシャのわんこがお出迎え

新美敬子写真展

にゃんとわんこの写真がいっぱい。癒されるー(うちにも4にゃんいるのに!)

新美敬子写真展

柴犬コーナー、このカワイサは反則!!ネコ派のオバチャンもメロメロ…

新美敬子写真展

かわゆいトイレ案内。安藤忠雄設計だけあり、女子トイレ入り口は斬新(トイレは普通)。この左手の多目的ホールが今回の展示の一番の見所っぽいマルタの部屋。大判プリントとコラージュ作品(去年のエプサイトの展示したものの新作も)迫力あって感動。撮影はNG.

コレクション展は「カメラとふくおかまち」2眼や大判のクラシックカメラと古写真。

新美敬子写真展

物販は書籍とポストカード。本は持ってるのでポストカード買った。10枚買うと、1枚オマケしてくれます。
毎日自分ちの猫ズを撮ってるのに何かイマイチなのは、うちの猫ズのビジュアルがイケてないからではなくオバちゃんに「ネコ愛」が足りないからかもな…。

富山へ_海津屋で氷見うどん

北陸新幹線で富山へ。朝8時12分東京を出発、2時間15分後には富山到着。早いー!

富山駅から徒歩5分強のオリックスレンタカーで車借りた。スズキスイフト、ほぼ30時間借りて保険全部つけ早割サービス予約で¥12771。
運転はもちろん友人のマユミちゃん(自分はペーパー歴25年…)

氷見うどん

富山駅から車で40分くらい(渋滞してた)の氷見うどん「海津屋」で。まゆみちゃんはピリ辛つけ麺¥750.

氷見うどん

ぶっかけ¥750.うどんつゆは関西っぽかった。お店の人にオススメ聞いたら「うどんは細麺がオススメですが、今朝涼しかったので「牛すじ煮込みうどん」という手もアリですよ」だが、昼近くの富山の外気温は34度以上…無理ー。コシがあるけどノドごしのいい細麺、ツルッと完食ごちそうさまでした!

店の隣には海津屋の直販店。この彫刻が目印。300円代のばらつき麺から、もち麺、素麺、他にも色々。お土産に細麺と素麺買った。

海津屋から車で30分程度、高岡のミュゼふくおかへ。
今回の一番の目的、新美敬子写真展「ねこと、いぬと、いつまでも-世界で出会ったそれぞれの暮らし-」へ。
明日へつづく