今日もタマオのお相手、仕事の合間に棒を振る。
ケナゲな視線で見つめないでー(困惑)
夕焼けビーたん。
最近読んだ本
「稽古とプラリネ」伊藤朱里
柚木麻子からグルメ要素を薄めにしたみたいな。アラサー女子の友情&恋愛がメイン。
主人公が様々な「お稽古」をするのだが、
ピラティスの先生の『わたしたちは生きているだけで、つねにだれかを傷つけているんですよ』は腑に落ちる。
『なんでも新陳代謝があります。古いものは追いやられる。だから人は新しいものを見ると、これまでの自分を否定された気分になります。がんばっていればいるだけ、そうなんです。でも、どうしようもありません。ずっとその繰り返しですから。変化についていくか、ほかに居場所を見つけるか、追い出そうとするものを逆に追い出すか。そのみっつのあいだで、なんとかバランスをとるんです。たぶん、だれでも』
年齢や生活環境で変化していく人間関係や仕事観を見つめ直す時の参考になるかも。
「緑の花と赤い芝生」伊藤朱里
同い年の小姑と兄嫁が同居、上手く行くはずない訳で。対局っぽい生き様の二人がぶつかるラストが面白い。
母との葛藤も絡んで、柚木麻子ほどほっこりしない展開がリアル。
「死に山(ディアトロフ峠事件の真相)」 ドニー・アイカー
1959年、登山に行ったロシアの大学生9名が凄惨な死体で発見された有名な事件の真相を。
ディアトロフ峠事件で画像検索すると、当時の遺体が出て来るので要注意。
地形や自然の脅威で彼らが追い詰められる様子を書いたラストは怖くて悲しい。
面白かった!!