写真展」カテゴリーアーカイブ

写真展巡り

北島 敬三 写真展「UNTITLED RECORDS 2018」新宿ニコンザ・ギャラリー

人工物が風化や劣化、雪や緑で自然と融合していく風景。基本曇天でコントラスト低めのため、ストレートにフォルムが浮かび上がってくる感じがする。会場の構成も作風にマッチしていて良かった。

新宿の世界堂横の大木がなくなってた。びっくりー!!!

ストリートビューからスクショ。あの大木、病気とか?だったのかな?

栗林 慧写真展「昆虫」 新宿シリウス

昆虫写真の大御所です。どの作品もスゴイ。
虫はあんま得意でないけど、ここまで大伸ばしで見ると何か平気w
花の中で寄り添って眠るハチや大物を運ぶアリなど、「虫頑張ってるなー」と虫が少し身近に感じられたような。
デジカメ以前、フィルム時代の機材の工夫紹介コーナーがすごいです。内視鏡使ってたんだ…

吉村和敏写真展 「Du CANADA」富士フイルムスクエア 六本木

カナダの自然、都市、観光地、歴史と多角的に。吉村先生といえばのプリンスエドワード島も(右から2番目上のは、赤毛のアンのモデルのおうち)。教会や風景を広角で押さえたのが特に素晴らしかった。
全てGFXシリーズのクレジット。教会や都市の作品を見る限り、広角レンズの歪みの無さがスゴイ、高いんだろーなー(ってフジノンのGF23ミリは30万円近辺!)

撮影禁止だったけど、ギャラリーXのX100F写真展 Go STREETもメチャクチャ良かった。
日常のスナップショットって、撮影者のセンスがズバリ出ると思う。

写真展巡り

三輪薫 写真展「こころの和いろⅡ」銀座キヤノン

伊勢和紙にプリントされた日本津々浦々の風景。モチーフによってプリントする和紙が使い分けられている。(ゴツゴツした木なら粗めの和紙とか)なるほどー。見ていて心が軽くなる。

片岡 俊 写真展「Life Works」銀座ニコン

年をとった祖父の放置された庭を数年にかけて追った作品。荒れっぷりが茨城の叔父の家とカブりせつなくなる。祖父の衰えが緑を育てる……うちの叔父の場合、庭の植物は枯れたけど家の中はダンボールの山が育ってました。

小林マコト 写真展「廃業」Place M

廃業したまんま店舗の周りもやはり廃業してる…まさにシャッター通りになってるらしい。
ここでも、店舗は閉まっても放置された緑は元気。
置き去りにされた植物が店舗の室内でテラリウム状態で生い茂ってるものもありビックリ。緑スゲー。
去年の「鋭角地」といい、ニッチなとこを突いてくる作家さんだと思う。

渋谷典子写真展「ラストシーン」
昭和の大喪の礼(92億もかかったんだって、マジ!)銀座のキャバレー白ばら、高倉健、たこ八郎と多岐にわたったラストシーン。
たこ八郎は「たこ水死」という見出しが思い出深いです…あの夏は御巣鷹山とか色々あったにゃー。
自分は受験のために美術予備校で毎日平面構成とデッサンに励んでた(夏から通い始めたので超焦ってた)
東京芸術予備校という名前は立派だけど浅草のしもた屋。隣の部屋では先生のご両親が「関東甲信越小さな旅」を見ながら晩御飯食べてたにゃー。

写真展巡り

杉本 昭一 写真展「高度経済成長期のむら社会」銀座ニコン
昭和30年代後半の山形。牛が売られていく光景が悲しすぎるードナドナ。
「出稼ぎ」「養蚕業」、小学校の社会科で言葉は知っていたけど「写真」で見たのは実は初めてな気が。
この時代の地方は3世代同居が当たり前、奥さんもばーちゃんも欠かせない労働力。この50年で日本の地方の暮らしは激しく変化したんだろうなーと思う。

宮田裕介 作品展「山と花と時々、ねこ。」銀座ソニーイメージングギャラリー

ヒマラヤの奥地で日本人妻とその娘に遭遇ってシチュエーションからして凄すぎる。優しい雰囲気に溢れた写真展。

タカオカ邦彦 写真展「夫唱婦随」銀座キヤノン

全点モノクロ。背景の取り込み方、うちとけた表情とポートレートの素晴らしいお手本のような写真展。
長年夫婦してると、醸し出す雰囲気が似てくるんだなーと。(特に同業の夫婦)
龝吉敏子とルータバキンのお宅ショットもあってちょっとウレシイ。(柿の種がお好きらしい龝吉敏子)

杉山雅彦「ニッポンのはたらく人たち」富士フォトギャラリー
去年のニコンに続く新作。youtubeにアップしてるメイキングを見ると苦労が偲ばれますw

写真展+トムとジェリー展

山田耕熙写真展 「ロイヤルベンガルタイガー -フラジャイルな存在-」富士フイルムスクエア六本木

インドの国立公園のベンガルタイガー。
見学用のジープから撮られたとは思えない距離感。
多摩動物公園の大型ネコ科同様、1歳くらいまで『ママ大好き』な子トラの様子がカワイイです。

気の抜けたトラのコーナーもステキ。
インドのサファリ国立公園を巡る旅、面白いかもしれない。アフリカより近いし。


野村恵子写真展「Otari-Pristine Peaks 山霊の庭」富士フイルムスクエア六本木

長野小谷村の暮らしと祭り。猟の写真多めだけど静かな写真。

トムとジェリー展 松屋銀座

動物病院でタダ券もらったので行ってみた。かなり混雑。
初期のトムが別猫(こっちもカワイイ)だが、初期の制作会社『MGM』の監督がディズニー出身のため今の感じになったらしい。

写真撮影は指定の箇所のみ。
トムとジェリーの生みの親がMGMをクビになって作ったハンナ・バーベラ・プロダクションのコーナーの方が、50代〜には親しみあるかも。
東京12チャンネル・マンガのくにでやってた、「フリントストーン」「チキチキマシン」「シャザーン」等懐かし過ぎるー!
トムとジェリーに比べ、低予算のため「リミテッド・アニメーション」(鷹の爪みたいな動きが雑な感じ)にしたとか
ストーリーで見せるアニメに路線変更とか『そうだったんだ〜』的な感動が。
期待してなかったけど結構面白かった。ヤバダバドゥー!

写真展巡り

宮嶋茂樹写真展「THE CADETS 防衛大学校の日々」銀座キヤノン

横須賀の防衛大学の学生生活を。かなりハードな演習でびっくり。そして生徒達が超格好良い!
リンク先の写真に編集さん(女子)がクラクラしてた。Tシャツ着てるのは女子学生です。
私は8キロの遠泳中の生徒たちに乾パン投げてるのがグッときました(魚の餌やりっぽい)。

清水さち子写真展「まつる~下北地方」オリンパスギャラリー新宿
ハッセルブラッドのとろりとしたボケが超素敵。いいなあ。
大間とか恐山あたりのお祭りの模様。檀家が2軒とかで、寺や祭りの存続が怪しい感じなものもあるらしい。
まあ、母の実家のある茨城県北部もいつのまにか消滅した行事があったりするしな。
(春のお彼岸、山の上の神社にきなこおはぎをお供えする程度の行事だけど)

5度?! 4月も10日の真昼間に5度?

写真展巡り

久保圭一写真展「早田町 -海を引き継ぐ若人-」キヤノン銀座

和歌山の定置網漁、若い漁師と熟練した漁師たちが力強い構図で。ハマチやサバが大漁、日本の魚屋はこういう方々が支えてるのかーとちょっと感動した。大漁旗が、天井高めなキヤノンギャラリーに映えてました。

土田若菜写真展「瞬のおと」銀座ニコン

日常のふとした瞬間の、詩情あふれる風景を。モノクロしか撮れないデジカメで撮影したそう。(もしやライカMモノクローム?)
自分の撮りたいモノに真っ直ぐな感じは、若めな女子ならではの視線なんだろうな…と思う。

銀座、最近ビルの建て替え現場が多い。年季入った裏の顔が白日のもとに。
50年くらい前は、このビルもツルツルでピカピカだったんだろうな。

夕方のベランダ寒い!でも光が春っぽくなってきた。

写真展巡り

大西みつぐ写真展「まちのひかり」ニコン新宿

平成のラストに、未だに残る昭和テイストな風景を日本中から。すごく良かった。
要素多めだが雑多な感じのしないスナップショット。どうすればこんな写真が撮れるようになるんだろ?



会場のあちこちに昭和な仕掛け。


ジョセフコーネルっぽいアッサンブラージュが素敵!
大西みつぐ先生もQRコードを…大西みつぐ関連の動画へ飛びます。

矢島広樹写真展「DAWN」銀座キヤノン
エチオピアというなかなか土臭い土地柄なのに、何か垢抜けた感じのスナップ。
距離感かなあ…。

金城拓 作品展「Southern Breath」銀座ソニー
沖縄の日常スナップ。沖縄行った事ないので何だが、昔の浅草のような大らかさを感じる。

写真展巡り

竹内敏信写真展 「日本の桜」 NIPPON-NO SAKURA
竹内敏信写真展 「日本の桜」 NIPPON-NO SAKURAフジフイルムスクエア 六本木

風景写真の大御所、竹内先生の桜写真展。デジタルは1点、他はフィルムでの大伸ばし。感動ー。
竹内先生の写真集を編集してるHさんがいたので色々話聞きながら。
「風景写真」は人工物をいかに排除して撮影するかが問題(昔は。今はどうなんだろ?)。
人里近くで咲く桜は『電線」が入り込む事が多く苦労したという話など。
捨てられた乾電池が写り込んだものが1点ありますw

土屋勝義写真展「東京夜桜美人」キヤノン銀座

こちらは桜+美人+夜景。築地、勝どき、月島、銀座近辺の夜桜ガイドみたいな感じも。
開花時期の短い桜を、7人のモデルと撮影…苦労が偲ばれる。
桜と美女の効果で都内の夜景が更に艶やかな感じ。


藤居敏子写真展「春の月」新宿シリウス

認知症になった母親を数年追った私写真。
カビの生えたベーコンや痩せていく様子などを柔らかめの階調で。家族は辛いだろうなー。
「死ぬのが怖くならないようにボケるのかもしれない」という作家のお祖母さんの言葉も印象的。

写真展巡り

熊切圭介 揺らぐ街

熊切圭介写真展「揺らぐ街」銀座キヤノン

どこかとぼけた味のある東京スナップ。東京にもこんな面白い光景が落ちてるんだ、キャプションも面白かった。
猫と少年の綱引き勝負がかなり笑える。

岡嶋和幸写真展「風と土」銀座ソニーイメージングギャラリー

岡嶋さん10年ぶりのディングルの作品展。今回のプリントは海風の匂いや湿気が感じられるしっとりとした感じ。撮影日も光が回る曇天を狙ったそう。岡嶋さんが在廊してたので「「dingle」(写真集)買ったんですよー」と伝えたら『この写真集、僕持ってないからAmazonで買おうとしたら値上がりしてたんですよ」と。2000円(2008年初版3000部)が7000円以上に…。

風と土 岡嶋和幸

この本です、帰宅後確認したw


福田健太郎写真展「平成・桜・福島」オリンパスギャラリー新宿

福島中通りの桜風景。東北は春の濃度が高めな感じ。人々の暮らしのそばにある桜の大木、桜も人も年をとるせつなさが。

CP+2019

年に一度のカメラと写真のお祭り「CP+2019」へ。平日午前中なのにすごい人!

CP+2019

まずオリンパスブースの「キレイにぼかす お花撮影テクニック」吉住志穂先生。

CP+2019
CP+2019

キヤノンレフトステージ、合地清晃先生のEOS RFライフ。レンズのプレゼンがめっちゃ上手い合地先生。RFマウントに私もお引越ししようかな〜という気に。お金ないからまだ無理だけどw

CP+2019

パナソニックステージ「犬・猫撮影にLUMIXを使う理由」新美敬子先生。今年のモニター大きい!台湾の「天城越え」の真似するネコたん可愛い!

CP+2019

今年一番ギョッとしたキャンギャル。焦点工房。

CP+2019

ツァイス、撮影セットが格好いい。

CP+2019

一番混んでたのがミスドだった去年に比べ、今年はどのブースも人が沢山。
タッチ&トライはキヤノン、ニコン、パナ、ソニー、リコー(GRⅢ)どこも30分〜待ち。
各社フルサイズミラーレスでの撮影作例公開ステージはどこも満員。(飛行機と鉄道のカメラマンが多かったような、気のせい?)

CP+2019

お昼はニューヨークグランドキッチン(東急スクエア地下3F)でポキ。¥1000+税
待たずに入れた。お腹いっぱい。