写真展」カテゴリーアーカイブ

写真展巡り

太田 威重 写真展「風貌-町猫たち」EIZO 銀座ガレリア

主に東京のワイルドな町猫たち。味わい深い表情の猫たちを独特な距離感で。会場に置いてある写真集「東京在住猫」は1990年代の懐かしい東京の風景と猫が。すごく良い!

陳 春祿 写真展「収蔵童年」銀座ニコン
台湾の作家さん。コレクションの写真をコラージュ&ペインティング(ちょっと横尾忠則・大竹省三チック)。写真作品というより現代美術の域な気もするけど作品に勢いがあって面白かった。

横田裕市 作品展「フィンランド 冬の光」銀座ソニ-イメージングギャラリー
オーロラきれい。もしかして、オーロラって現地で見るより写真で見た方がキレイだったりして…とふっと思う。
かといって確かめに行く気は1ミリもない。(寒いの嫌い)

雨谷 美来 写真展「うつりにけりな」

ニューヨークと旧ユーゴのスナップショット。たぶん、モノクロプリントがNY、ブルーが強めのプリントが旧ユーゴかと思われ。
ユーゴ、映画「ひまわり」っぽい風景でとてもオシャレ。そして美形さん多いー!

写真展巡り


平間 至 写真展 「平間至写真館大博覧会」新宿 ニコン ザギャラリー
モノクロとカラーのポートレート。自分がポートレート撮ってもらうならポージングはどうするかな〜と妄想。
話はそれるがここ数年、ウエディングフォトがすごい事になってる気が。



芦谷 淳 写真展「~余白~」新宿エプサイト
北海道の空き家や廃墟300件以上。大変見ごたえあり。
人の気配が残る空き家から自然に戻りそうな廃墟まで。ストーリーが想像出来て面白い(というか切ない)ものも。
案外、「草まみれ」になってない空き家が多く在廊してた作家さんに聞いたら
「農機具の倉庫として、自分が使用しなくても近所の方のために残してる所もあるんじゃないかなー。足跡あったりするし」
なるほどねー!

中条望写真展「サゴッタ 11歳の女の子が過ごす難民キャンプ」オリンパスギャラリー新宿

バングラディッシュの難民キャンプ「ジェネバキャンプ」をサゴッタちゃんという少女を絡めて追った作品。
5人家族の団欒の場はダブルベッドの上と、九龍城チックな劣悪な住環境とはいえ表情が明るい。
職業制限があり所得も低いのに。
1971年の独立運動が原因で生まれたビハール難民、早く市民権が得られますように……。

愛のバルコニー

荒木経惟 「愛のバルコニー」JCIIフォトサロン(半蔵門)

愛しのチロで超有名になった豪徳寺のバルコニー1982年から2011年の記録。陽子さんのベランダショットが滅茶苦茶良い!
陽子さんが去りチロが去りバルコニーから見える風景も変わり…心に開いた穴は時間でも埋められないもんだな、と思う。チロちゃんがミニ太(故)と雰囲気似てるので別な意味でも悲しい気分に。

皇居沿いを有楽町まで30分程度散歩して帰りました。

マイケル・ケンナ写真展

マイケル・ケンナ写真展 MICHAEL KENNA A 45 Year Odyssey 1973-2018東京写真美術館

マイケル・ケンナの回顧展。ナチスの強制収容所+日本人のヌード連作以外は全て撮影可でびっくり。

歳をとるにつれミニマムな構成の写真になってく。

北海道のシリーズ、雲さえ邪魔。2006年に写美でやった時は北海道のシリーズだけで、それはそれでとても良かったの思い出した。図録買っときゃ良かったなあ。
静謐な作風なのに、撮影した時は車に縛り付けられた、警察に捕まった、盲腸破裂したとか愚痴ってるケンナの序文が超面白いです。

2階の小さいながらもたしかなこと 日本の新進作家 vol.15も観る。
参加作家5人中4人、映像作品がありちょっとイライラ。(短くまとめて〜)
年始年末、今市子のBLをまとめ読みしてたので、セクシャルマイノリティについての作品を見て今更感を覚える自分は改めて腐ってると思いました。

スーパーフラットな石野郁和さんの一連が面白かった。2次元好きですみません

写真展巡り


石橋睦美写真展「日光聖域」銀座キヤノン

ベタでない「日光」を5DsとEOS Rで。人けのない風景の中に古人の残像が見えるよう、しっとりと静かな写真。
華厳の滝を押さえたショットが個人的には斬新でした。


TAKASHI 作品展「富士山」銀座ソニー

全部富士山。赤富士をダイナミックに捉えたものもあったけど、基本富士山小さめ。大山行男さんに竹内トシ子さんに…富士山写真家て日本に何人いるんだろう……。



鈴川 洋平 写真展「Apocalyptic Sounds」銀座ニコン

奇妙な空間に迷い込んだような、現代美術っぽい空気感の写真…銀座ニコンじゃないみたい!と作家さんのプロフィール見たらキヤノンの写真新世紀出身の作家さんだった…。懐広いなニコン。

写真展巡り

鈴木理策個展「知覚の感光板」品川キヤノンSタワー

ホッパー、モネ、セザンヌ、コローの描いた有名な「風景」を写真に。透明感のあるプリントが大変美しく素晴らしい。
絵画と写真の「風景」表現の違いについて考えさせられた。

オープンギャラリーではエディターズショット2018が。今年は遅い?
「いいなー」と思った作品が、よく仕事でご一緒する編集さんが撮ったスナップショットだった。洗脳されてるのだろうか?!

写真展巡り

藪口 雄也 写真展「いきつくしま」銀座キヤノン

長崎の隠れキリシタンの歴史がある「生月島」をモノクロプリントで。眠めの階調だけど島の持つ歴史から滲み出る雰囲気が出てた。
1点、野良の子猫のプリントが、猫好きの私もで「見るのが辛い」雰囲気で…ただ白目むいてるだけなんですが。何でだろう〜?!
雲母入りみたいなプリント用紙(パール用紙?)が、反射激しくてちょっと残念。フツーのバライタの方がしっくりしそうなのに。

津田 隆志写真展「水域」銀座ニコン

以前、エプサイトでは名古屋の川面を追ってた作家さん、今回は川口の川を。引っ越したのかな?
川面に映る景色とリアルが入り交じって不思議な構成に。
水面に映ったポートレート、フォトショでは出来ない変形っぷりが味わい深い。

和光のショーウィンドウ、ぬいぐるみや人形が演奏する「からくり」仕立て。
セイコークロック部の方々がからくりの設計したのかな〜。

写真展巡り

すげージャケット。どこで買われたのでしょう……。

ハービー山口写真展「きのう、今、あした」Place M

1970年代の学生運動、ダイアナ妃、ベルリン、東北大震災とハービーさんが歩んできた50年をのぞき見したような。
その時代の熱量が静かに伝わってくる。モノクロだからかな。
50年前のわっかいハービーさんのポートレートがあった、カワイイ。

千葉雅人写真展「でゅふっ」蒼穹舎

顔に寄った、コントラスト強めで粒状感出したモノクロポートレートが40点以上?数えてないからアレですが大量で迫力あり。
ヒトの顔ってこんなに毛穴やシミが目立ったっけ?!と恐怖を感じた…すみません、昔美容系の記事よく担当したので。
人間、赤ちゃんの頃なんて見分けつかん程似たような顔なのに、年齢重ねると同じ顔はひとつもない。不思議ー。

世界堂横のでかい街路樹を剪定してた。

上田 晃司写真展「THE CONTRAST 香港灯り物語」新宿ニコン

香港の「お約束夜景(ビクトリアピーク)」と市井の暮らしの灯り+香港の街スナップ。未来都市とレトロな街角、多角的に捉えてた。
タイムラプス?な動画が面白かった。これはD850で撮ったのかなー。
ニコンもキヤノンもしばらくは『Zシリーズ』『EOS R』の特別展が多そうな。
ギャラリー入口手前にあるフォトプロムナードは大西みつぐ写真展「まちの消息」。大西みつぐ先生×ニコンZシリーズ、渋い。

写真展巡り

染谷學写真展「ほうたれ」蒼穹舎ギャラリー

既視感のある地方の海辺の街の風景。アタマを空っぽにして鑑賞すると自分も街をさまよってるような感じ。「シャッターの横滑り」写真、初めて見た、微妙なブレが面白い。

野村佐紀子写真展「in-silence」 PlaceM

男性ヌードが有名な作家さん。人物とスナップをアットランダムに配置して生まれてくる不思議なストーリー、見る人任せなとこもあるけど上手いなーと思う。

竹中勝 写真展「沖縄 その光と影の記録」シリウスフォトギャラリー

海軍司令部壕から本土返還、平安座島のコンビナート建設と公害、伊江島そして辺野古と沖縄の問題をモノクロームで。見応えあり。
平安座島の埋め立ての様子を見ると、なぜまた沖縄の自然破壊を繰り返そうとしてるのか謎過ぎ。

松田 祥写真展 Forest of Ichou銀座ニコン

ベトナム、中国、南米と多国籍な神奈川の「いちょう団地」を。共同墓地?の墓石に掘られた享年が印象的(若めや、年齢不詳)。が、会場にいたバブルを生きたっぽいカメラマンのオジサンの話が凄すぎて…(1700万で買ったマンションを7000万で売ったとか、昔はカメラマンも超儲かったけど呑んじゃった、とか…デザイナーもそんな感じかも〜)

野町和嘉写真展「地球創生」キヤノン銀座

EOS Rシステムでアイスランドの大自然を。画像がクリア、色乗りが非常に良く一瞬EOS Rが欲しくなる(笑)
とにかく迫力のある風景で目に飛び込んでくる情報量が半端ない。色彩が豊かだなーアイスランド。海に打ち上げられた氷(崩れた氷河)は2時間ほどで溶けちゃうそうです。儚い。

写真展とか

「アメリカ近代写真の至宝 ギルバート・コレクション展」富士フイルムスクエア

アンセルアダムスやウェストンの「観た事ある!」な作品からアーロン・シスキン、ハリー・キャラハン (ダーティーハリーではない)の実験的な作品まで。

瀬知エリカ個展ストライプハウス六本木

繊細で緻密な筆さばきの小品から大胆な水墨画まで。作品の幅が超広い。瀬知さんのお仕事の集大成、見応えがあった。

藤の花、ちょっと欲しい。

欅坂はすっかりクリスマス。