写真展」カテゴリーアーカイブ

写真展巡り

山上紀美子Travelling

山上紀美子写真展「Travelling ─ 旅行中」Place M

世界各国旅行中、夫のお下がりのカメラ(キヤノンの7Dと5DMarkⅡ!)で捉えた風景とスナップ。「観光写真」ぽくないが、貪欲かつ楽しそうにシャッターチャンスを狙ってる感が、ステキ。
時間帯を選べない旅行中の撮影でも、その土地の空気感や湿度感が出てて良かった。

髙野経将写真展「錆びた記憶」

髙野経将写真展「錆びた記憶」シリウス

千葉や北千住、関東近辺で撮影された激シブ!なスナップショット。
時代に置き去りにされた日常風景がメイン、構図もプリントも素晴らしく美しかった。モノクロプリントの一部は効果的にソラリゼーションが。


近所の神社紅葉が進んでる。

ビーたんが、何か長い…。

写真展巡り

遠い記憶 HARUKI

HARUKI写真展「遠い記憶。II」銀座キヤノン
海外のスナップショット。コントラスト強めで発色が美しいプリント、影が作り出す形が面白い。とにかくオシャレー。

神永悦史写真展「戦争が残したもの」銀座ニコン

ラオスってベトナム戦争の時、世界でもっとも空爆された国だったんですね。未だに農作業中の人や子供がクラスター爆弾で被害にあっているなんて知らなかった。痛ましい被害者の生活と、不発弾を生活用品に加工するたくましい人々を細やかに。いい写真展。

不発弾を溶かして加工して作ったカトラリー類。会場内の展示のフォトフレームも全て不発弾加工品!いい味出てた。

幡野広志 作品展「優しい写真」ソニーイメージングギャラリー
ハイキー気味の我が子の成長記録、ただし撮影者のパパは余命3年…うああ。

小原佐和子写真展「神の真庭」
新宿 蒼穹舎ギャラリー
沖縄久高島をローライで。本橋成一さんのアシスタント経験のある作家さんだからか、モノクロームのシャドウ部の階調が幅広いプリント。ウミヘビのヌルヌル感が凄かった。

林 朋奈写真展「爪と水」PLACE M

日常風景のささやかな瞬間をモノクロームで。ラフで素直な視点、すんなり入ってくる。脱力加減が心地いい。

写真展巡り

滝原逸郎 写真展「KEGON」銀座EIZOガレリア
初夏になると華厳の滝にやってくるツバメと水量多めな華厳の滝。水墨画のように階調豊かな滝にうっすらとかかる虹、プリントが絵画っぽい。
不思議に立体感が出てるモニター展示もキレイ。


第19回写真「1_WALL」展銀座ガーディアンガーデン

個人的には幸本紗奈さん「遠い部屋、見えない都市へ」が好み。大きめなプリントで見たいと思う。

横尾忠則 幻花幻想幻画譚 1974-1975銀座グラフィックギャラリー

横尾忠則による1974〜1975年の瀬戸内寂聴新聞連載小説の挿絵を一気に。
表現の引き出しの多さに魅入る。当時の原稿や版下の保存状態が素晴らしい。ペーパーセメントなんて2年くらいで剥がれてくるのに不思議。

掲載当時の新聞。当時のウエトレス時給450円(事務員は350円)。この頃、自分はアホな小学生低学年だったのでわからないが日本は「狂乱物価」ですごいインフレだったらしい。

大門美奈写真展「浜」銀座キヤノン

茅ヶ崎の「漁港」で働く方々を主に追った渋めな作品。鉛のように重そうな海や空が印象的。

写真展巡り

「地方私鉄1960年代の回想」 風間 克美

「地方私鉄1960年代の回想」 風間 克美

風間克美写真展「地方私鉄1960年代の回想」 新宿リコ-

地方の単線、現在は盆と正月くらいしか混んでないイメージだけど1960年代の日本の地方は人がいっぱい。
新幹線が出来た頃、地方ではディーゼル車が頑張っていたのだなあ。路面電車のある風景が何とも素晴らしかったです。

五十嵐航 写真展 「光に手を伸ばす~駆け込み寺にて~(NIGHT SEA JOURNEY)」

五十嵐航 写真展 「光に手を伸ばす~駆け込み寺にて~(NIGHT SEA JOURNEY)」

五十嵐航写真展「光に手を伸ばす~駆け込み寺にて~(NIGHT SEA JOURNEY)」新宿オリンパス
老い、病、精神疾患を抱えた人(または家族)が集って暮らすインドの駆け込み寺のような場所を長く取材した作品。
精神疾患を持つ者のみ身体に鎖を巻かれており、かなりショッキング。
薬ではなく、「磁場で力をもらう」治療…江戸時代の日本みたいで驚いた。インドってもっと発展してるかと思ってた。

山下 裕 写真展 Cosmetic

山下 裕 写真展 Cosmetic

山下 裕 写真展「Cosmetic」銀座ニコン

インドネシアのイジェンで硫黄の採掘をする人々を。イジェン火山の「ブルーファイヤー」は一枚も無い。
ガスマスク無しで硫黄を採取し精製する労働者(超薄給)、1日の楽しみは白米のみの弁当…。
硫黄は化粧品の材料として輸出されるそうで「Cosmetic」。モノの値段について非常に考えさせられた。

榎並悦子写真展「彩風・南ぬ島」

榎並悦子写真展「彩風・南ぬ島」銀座キヤノン

西表島と与那国島の自然。ホタルが幻想的。アカショウビンが可愛い。
話は違うけど、西表島で罹患したマラリアで波照間島の方々が大量死という本を読んだ後だったので
西表、マラリア根絶して良かったねと思う。

写真展巡り

20日はお彼岸の入り。父方の墓参りは昨日済ませたので今日は母方の墓参り。いつもは混んでる墓地も今日はガラガラ。雨だから線香供えても消えちゃうもんね〜。
母の墓は線香立に「雨よけ」があるので便利。

オノデラ ユキ 『窓という装置をめぐって』アーツ千代田3331
初めて行くギャラリー。元「中学校」校舎の再利用施設の割には小さなギャラリーだった。「古着のポートレート」シリーズと初めて見る「窓」の写真数点…。
他の展示室は結構広いのになー。

大橋和典写真展「Cat’s写真館」
四谷ポートレートギャラリー
ノルウェージャンフォレストキャットが多めな猫写真展。去年銀座キヤノンで硬派なカトマンズの写真展やってた作家さんとは思えない(笑

写真展巡り

大野雅人 作品展 Cub-jo -カブジョ-

大野雅人 作品展「Cub-jo -カブジョ-」銀座ソニーイメージングギャラリー

種子島の高校生は「カブ通学」を推奨されてるそうだ。
プリント作品もいいけど、モニター作品もステキ。ロケット打ち上げしてる島で、海辺をカブに乗り疾走する女子高生、絵になり過ぎ。プラネテス(マンガです)みたい。

有野 永霧 写真展 日本人景 借景の里

有野 永霧 写真展「日本人景 借景の里」銀座ニコンサロン

雄大な景色の手前にちっちゃな畑(農薬袋で風除け作ったり)、草に飲み込まれそうな廃屋など「田舎あるある」な風景がバリエーション豊かな展開に。よくこれだけ集めたな、と思う。

水谷章人・坪内隆直・原富治雄写真展「真夏の記憶 ― 鈴鹿8時間耐久レース ―」

水谷章人・坪内隆直・原富治雄写真展「真夏の記憶 ― 鈴鹿8時間耐久レース ―」銀座キヤノン

モータースポーツ門外漢でも楽しめた。水谷章人氏のモノクロプリント(特にコーナー攻め)が凄かった。夜の鈴鹿もキレイ。

9月末にニコンZ6/Z7、10月にキヤノンEOS Rとフルサイズミラーレスが発売予定のため
銀座ニコンでは「説明会」(タッチコーナー有)、銀座キヤノンもタッチコーナーが。どちらも混雑。
2020年に向けて共にレンズ、アクセサリーと充実していくんでしょうね。

ベングト&ロッタ展

ベングト&ロッタ展松屋銀座、友人のヨーコさんからチケットもらったので。クリッパンの毛布で有名なデザイナーユニット。テキスタイルやプロダクトデザインだけでなく、過去の新聞や書籍のイラストレーションも展示。真面目に積み上げて来た人たちなんだなーと。

写真展巡り

中村 卓哉 写真展 海と森がつなぐ命 ー辺野古ー

中村 卓哉 写真展「海と森がつなぐ命 ー辺野古ー」新宿ニコン
辺野古の大浦川の自然と海。ハゼ可愛い。3000年以上前から育まれた縄文サンゴの群落が見事。こんなに素晴らしい海を埋め立てるなんてありえないよね!?と思う。(江戸時代の埋立地に住んでる自分が言うのも何だが)

林朋奈写真展「 自由な体」

林朋奈写真展「自由な体」サードディストリクトギャラリー
風通しのいい写真。自由な視点で見てて気持ちいい(人によっては意見が分かれそうではある)。次の作品展が楽しみ。

国境なき子どもたち写真展2018:清水 匡「Class Rooms~子どもとしての時を過ごす場所~」

国境なき子どもたち写真展2018:清水 匡「Class Rooms~子どもとしての時を過ごす場所~」アイデムフォトギャラリー「シリウス」
今放送中のセーブザチルドレンのCM然り、学びが困難な中状況での子どもたち。机がない教室でも目を輝かせて勉強するだけでなく、友情を育んだり上級生との交流があったりと学校の意味を考えさせられた。ぼんやりと学校に通ってた自分でも、あの時期がなければ今の仕事にもたどり着かなかったし視野も広がらなかったろうと思うとゾッとする。学校て大事。

溝口良夫写真展 「草匂う日々」

溝口良夫写真展「草匂う日々」蒼穹舎ギャラリー

手焼きのプリントが味わい深い。「土着した生活文化のにおい」を感じとって欲しいというキャプションの通り、被写体の女たちからは懐かしい昭和の匂いが。もしかしたら2〜30年前位に撮影されて寝かした作品も混じっているかも。「スナック」の看板の破壊力って半端ねえな…と思う。

張光遠 写真展「尋跡」

張光遠 写真展「尋跡」 PLACE M
よく見たら「イタリアの猫」とか、多分東南アジア圏の野良犬とか、自由過ぎるヤギなど。(馬もいた)アンダー目のプリントといえ動物の写真て見てて和む…。

写真展巡り

時津剛 作品展 CELL

時津剛 作品展 CELL

時津剛作品展「CELL 細胞」銀座ソニイメージングギャラリー

写真集『TOKYO STYLE』(都築 響一)が好きな人は必見、いまどきの東京単身者の部屋が沢山。TOKYO STYLEと違い、ライティングの妙で全てが丸見えではないが(明るい部屋もあるけど)その分ミステリアスで面白い。被写体の年齢、職業、出身地、年収などのデータ入りキャプションが別紙で置いてあったが(真実のものかはわからない)写真の完成度が超高いので必要ないかも…。

寺門 豪 写真展 PARADISE

寺門 豪 写真展「PARADISE」銀座ニコン
豊洲、国立競技場、産廃物、湾岸の風景などが対の組写真に。写真に意味を見つけようとか持たせようとして鑑賞するクセを捨てると、気持ちよく見られる不思議な写真展。

スエイシナオヨシ 写真展

スエイシナオヨシ 写真展「Snap Snap Snaps」銀座キヤノン

スポーツフォトグラフィーで著名な作家さんのスナップショット。青(というかシアン)がキレイに出てる。

こんな傘、日本じゃ絶対売ってない!銀座も外国人観光客だらけ。

写真展巡り

日本鉄道写真作家協会展「&」新宿ニコン ザ ギャラリー1

鉄道写真といっても色々あるなー!と。吉永陽一さんの常磐線(富岡駅)、長根広和さんの彦山線大行司付近の定点観測的な作品が興味深かった。

かとう せいいち 写真展「チャーちゃんありがとう」新宿ニコン ザ ギャラリー2

2005年に拾われたチャーちゃん(白茶のオス猫)と作家夫婦の記録。口内炎からガンへ、腫れ上がるチャーちゃんの頬っぺたと痩せっぷりが涙。年配の男性の作家さんだからか飾り気なくリアルに衰えていくチャーちゃんを捉えている。オバちゃんにはとても出来ない…。

阿部 祐己写真展「Trace of Mountain」新宿エプサイト

霧ヶ峰の風景と廃墟少し。リンク先の写真から二十数点展示(だと思う)。霧の中でこちらを見つめる鹿の行列が印象的。

磯和 れん子 写真展 「石の声」オリンパスギャラリー東京

石(岩?)が主役の風景写真。が、冬の樹々を写したものがすごくキレイだった。

写真左側のクリエイティブウォール・蜘蛛の巣をマニュアルフォーカスで捉えた、折戸信行写真展「幽玄」がなかなか面白かった。
レンズを通して見えるプリズム、2度と同じものは撮れないモチーフ。デジタルならではだと思う。

キレイな夕焼けはホント一期一会。

新美敬子写真展「ねこと、いぬと、いつまでも」

ミュゼふくおかカメラ館。安藤忠雄設計2000年竣工。

新美敬子写真展

作品1枚のみの撮影はNGだけど、会場内の撮影はOK.マルタのにゃんとギリシャのわんこがお出迎え

新美敬子写真展

にゃんとわんこの写真がいっぱい。癒されるー(うちにも4にゃんいるのに!)

新美敬子写真展

柴犬コーナー、このカワイサは反則!!ネコ派のオバチャンもメロメロ…

新美敬子写真展

かわゆいトイレ案内。安藤忠雄設計だけあり、女子トイレ入り口は斬新(トイレは普通)。この左手の多目的ホールが今回の展示の一番の見所っぽいマルタの部屋。大判プリントとコラージュ作品(去年のエプサイトの展示したものの新作も)迫力あって感動。撮影はNG.

コレクション展は「カメラとふくおかまち」2眼や大判のクラシックカメラと古写真。

新美敬子写真展

物販は書籍とポストカード。本は持ってるのでポストカード買った。10枚買うと、1枚オマケしてくれます。
毎日自分ちの猫ズを撮ってるのに何かイマイチなのは、うちの猫ズのビジュアルがイケてないからではなくオバちゃんに「ネコ愛」が足りないからかもな…。