吉永陽一さんから写真展のお知らせが届いた。GWに六本木の富士フイルムスクエアで展示した「いきづかい-いつもの鉄路」が、富士フイルムフォトサロン大阪でも8/31〜9/16日に。
『この作家さんの新作見たい!』と思ったら、写真展の「芳名帳」に住所も記入しましょう。たまにこういう嬉しいお知らせが届きます。(お礼状を送って下さる方も。嬉しいのだけど恐れ多い) 切手代の事考えたら、メルアド記入の方がいいんじゃ?と思わなくもないけど。
今日もうちのオス猫ズは、ポンコツ自宅警備員。
深澤武写真展「奄美・琉球」銀座ニコン
ヤマネコから海中まで網羅。今やフグのミステリーサークルは狙いやすい被写体らしい。昨年の富士の展示よりプリントの発色が良く見えるのは壁面色のせい?
Kazunori Nagashima 作品展 「soliloquy -独白の空間-」銀座ソニー
厚みのあるパネルや枠を使用してるので、ライティングで出来る影が作品に新たな余韻を生ませてるような。何とも印象的な空間。
熊切大輔写真展「刹那 東京で」ニコン銀座
原宿渋谷近辺のスナップショット。色味を抑えた現像。印象的な風景を切り取ってるのでモノクロでも良かったのではと思う。
杉山晃造写真展『モンゴル国外流失「秘宝」 劇変の「街」 ウランバートル 1983~2018』シリウスフォトギャラリー
1990年代民主化してから現在までのモンゴル、ウランバートルの変貌がすごい。何もない平原に大規模団地、馬車から自動車、配給制っぽい店からスーパーマーケット。1983年〜2018年の取材なので全てカラーで見られるのも印象深い。
コウノジュンイチ写真展 「忘却/残響」蒼穹舎ギャラリー
8/5日までが忘却、8/6-12までが残響、という2部構成。ぼんやりと眺めていたい郊外の地味な風景。玄人受けしそう。
佐藤充「昨日」RED PHOTO GALLERY
野々山裕樹写真展「Sleeping land」Place M
夜の住宅街、街の灯りのみ2〜3分の長時間露光で、まるで昼間のように影が。
基本地下鉄と地下街移動だけど、この暑さの外出、夏好きな自分でもマジでキツイ。毎日通勤してる会社員て本当スゴイと思う。
平野良太写真展「僕の団地と、あのマック」 エプサイト
地方都市の少年(主に中高校生)ポートレイト。皆居心地が悪そう?な表情で「THE 思春期」て感じで面白い。中には「これ本当に高校生?!」な子も。高校生と社会人の見分け方のコツは「腕時計やスニーカーがノーブランド、カバンが革じゃない」などだそうです。勉強になりました!
一色龍太郎写真展「石鎚山に抱かれて」リコー新宿
田舎神楽、田舎歌舞伎の様子や里芋の串焼きが茨城の叔父のとこと似てて驚いた。未だに「蓮舫」のビールのポスターが現役な酒屋のショット、地方が置き去りにされてる感出てると思った。
助川康史 写真展「鉄路彩々 The Gallery 2018」ニコン新宿
予定外のギャラリートークを少し聞けた。列車だけを見ず、全体の風景を見て構図を決めるのが鉄道写真を撮るコツだそうです。鉄道写真家って皆お話がホント上手いと思う。
頭に大荷物を乗せて歩くお母さんたちや働く子どもたち。1960年代の、基地もキレイな海も押さえてない沖縄の日常。
老老介護、障害を持つ人生を押さえたスナップショット。エグい部分は捉えてないが考えさせられる。作家さんも迷ってるんだろうな……。
全国のドライブインとそこで働く方々。印象的だった「ロードパーク女の浦」掲載の「月刊ドライブイン Vol.5」買う。印刷がアレなので、実際のプリントが見られて良かったと思う。薩摩隼人ドライブインの絵面が強烈だった。
大西みつぐ 中藤毅彦 ハービー・山口 3人展「TRINITY – 街・人間・モノクローム」
大西みつぐ、ハービー山口、中藤毅彦の作品がアットランダムに。キャプション無しでも誰の作品か一目瞭然。狭いギャラリーだが超混んでた。さすが。
独特の構図というか間合い、高橋ヨーコさんの写真思い出す。広くはないニコンサロンの壁3面に、2メートル近い大判プリントで展示。大胆!(その分メッセージが強く伝わるという事かな‥)
中川司 作品展 「Boys and Music」ソニー銀座
SFポルノグラフィらしい。男性ヌードと、「水、空、壁、紙」他のマチエールを合成。徹底的に「生臭さ」が排除され、写真の向こうにあるストーリーに想像力をかきたてられる。(よく見ればシワとか毛とかあるけど)見る人を突き放してる感が気持ちいいです。
野口哲哉 「~中世より愛をこめて~ From Medieval with Love」ポーラミュージアムアネックス
中世の武士フィギュアと絵画。山口晃より人間臭い。中世のヨーロッパ絵画とリンクさせてる感じで面白かった。
バックスタイルも隙がない。
室町時代近辺、ヨーロッパは北方ルネサンスが始まった頃。その時代の代表的な作家の画風で描かれた武士が個人的にはツボ。
ブリューゲル風のこちらの2枚、お金持ちだったら買いたいくらい。
トミモとあきな 写真展「マモノ」ニコン銀座
日常のちょっとした違和感を覚える風景のスナップ。目の付け所が独特というか、若いな〜というか。
1点違和感どころか、『何コレ?!』だったのがコチラ
何でしょう? こたえはコレ
第35回「日本の自然」写真コンテスト受賞作品展ソニーイメージングギャラリー銀座
動物の写真多め。望遠レンズが売れる理由がちょっとわかる(望遠でないと動物や鳥は難しい)。
佐藤和斗写真展「DEER LAND」キヤノン銀座
奈良の原始林に住む鹿。カワイイ! 奈良に原始林があるの知らなかった。キレイな所だけど、鹿が多いということは、ヤマビルも多いのだろうか……(いるっぽい)
八木夕菜「NOWHERE」ポーラミュージアムアネックス
「今、経験している世界は、私たちが観ている世界と同じだろうか。」
見る角度によって全く違う建造物が見えるアクリルキューブ、プリントを9回重ねた「Blanc/Black」が面白かった。深みのある黒!
相原正明写真展「STAR SNOW STEEL ~夜が織りなす鉄路の世界~」富士フォトギャラリー銀座
オーストラリアの写真で有名な先生が、北国の寂しい夜の鉄道風景を。雪の中での撮影、大変だったろうなー!
富山の立山線多い。8月に行く予定を立ててたが、あまりに寂しい所で一人で行くのが怖くなってきた(汗
モニター展示の作品、ステキ。最近の作品なのかな。
最高気温が20度いかない、寒い。
堀川仁写真展「三保」蒼穹舎
富士山や、景勝地「三保の松原」は少ししか写ってない。が、全体的に眠たそうな風景が良かった。ハッセルで撮影したそう。
中判だと、風景に向かい合う真剣さが違うなーと思う。
山田翼写真展「浮草」PLACE M
日本各地のスナップショットというか心象風景。柔らかいコントラスト。ISO400のモノクロフイルムならではの粒状感が懐かしい。
三吉和寿写真展「Зима близко」Red Photo Gallery
ロシア語は全然わかんないので、GOOGLE翻訳してみたら「冬が近い」だそうですよ。
でも、展示作品はバリバリの「冬」というか極寒。雪に覆われた海(湖?)が見てて気持ちいい。
地平線が揃ってる上の作品が超ステキ!!
第二回ユーレカ会写真展「うつろう今このとき」シリウスフォトギャラリー
キヤノン学園の同志のグループ展。里山、観光スナップ、人物、花、風景、都市と参加者が各自違う被写体の作品を展示してるものの、皆さんホントお上手で面白かった。
中道 順詩 作品展「気分は、風任せ」EIZO ガレリア銀座
ポストカードセットもらったので、それを撮影。
タイトル通り、エアリーな感じ。浅井慎平思い出す。(経歴見たら横須賀功光に師事ですと。すごい!)
全てコダクロームらしく、シックで階調が豊か。モニターのスライドショーが超オススメ。(キレイ!)
井上 尚久 写真展 場の知覚 銀座ニコン
妙に遠近感がある(ように見える)風景、住宅の横を走る電車など、普段の風景のちょっとした違和感を集めた展示。ひと気のない真昼間の風景、ちょっと不気味。
MANA 野元学 作品展「PLANET BONIN -楽園の記憶」銀座ソニーイメージングギャラリー
小笠原の海、地形、花、鳥と全方位から。充実した展示。絶滅危惧種の「アカポッポ」も2枚。濃い青がキレイに出てた。
百々 武 写真展「もう一つのものづくり」−MOTTAINAI ARIGATAI−
岡山の金属リサイクル(産業廃棄物)工場、モノを廃棄するのにも「人手」がかかる。なるべく粗大ゴミや燃えないゴミを出さずに生活したいものだと思う。
解体の工程が機械化される前に写しておきたかったと作家さんが仰ってた。
福島の太陽光パネル工場解体を押さえたショットが、なんか悲しい。まだ新しい工場なのに。
御木 茂則 写真展「希望の猫」ふげん社
日本でも海外でも、猫はかわいいにゃん。味わいのある猫多かった。