写真展巡り

三輪薫 写真展「こころの和いろⅡ」銀座キヤノン

伊勢和紙にプリントされた日本津々浦々の風景。モチーフによってプリントする和紙が使い分けられている。(ゴツゴツした木なら粗めの和紙とか)なるほどー。見ていて心が軽くなる。

片岡 俊 写真展「Life Works」銀座ニコン

年をとった祖父の放置された庭を数年にかけて追った作品。荒れっぷりが茨城の叔父の家とカブりせつなくなる。祖父の衰えが緑を育てる……うちの叔父の場合、庭の植物は枯れたけど家の中はダンボールの山が育ってました。

小林マコト 写真展「廃業」Place M

廃業したまんま店舗の周りもやはり廃業してる…まさにシャッター通りになってるらしい。
ここでも、店舗は閉まっても放置された緑は元気。
置き去りにされた植物が店舗の室内でテラリウム状態で生い茂ってるものもありビックリ。緑スゲー。
去年の「鋭角地」といい、ニッチなとこを突いてくる作家さんだと思う。

渋谷典子写真展「ラストシーン」
昭和の大喪の礼(92億もかかったんだって、マジ!)銀座のキャバレー白ばら、高倉健、たこ八郎と多岐にわたったラストシーン。
たこ八郎は「たこ水死」という見出しが思い出深いです…あの夏は御巣鷹山とか色々あったにゃー。
自分は受験のために美術予備校で毎日平面構成とデッサンに励んでた(夏から通い始めたので超焦ってた)
東京芸術予備校という名前は立派だけど浅草のしもた屋。隣の部屋では先生のご両親が「関東甲信越小さな旅」を見ながら晩御飯食べてたにゃー。

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