アート」カテゴリーアーカイブ

ART de チャチャチャ+蜷川実花写真展


高橋龍太郎コレクション「ART de チャチャチャー日本現代アートのDNAを探るー」に行った。天王洲寺田倉庫WHAT MUSEUM。平日昼間は空いてました。
作品数は40点、平面が多め。上記リンク先でメイン作品を見ることができます。

「キク」橋本雅也(2014) 1本の鹿の角から彫り出した菊。スゴイ。

「対」指田菜穂子(2011)多弁な作品。見入ってしまい絵の前から動けない。

天王洲から品川のキャノンギャラリーS(徒歩15分程度)。
蜷川実花写真展「Eternity in a Moment」.
透過するスクリーンを重ねた映像作品が綺麗。

今日のミケーネたん。夏が来たニャー。

タニシ好きな猫+ステキな画集

水槽のタニシを取り咥える猫…。このあと、転がして遊ぶ。
たまに、枕元にタニシがいてビビる事があります。


うっとりする見返し部分。ヌケの部分がほぼない構図、「圧」がスゴイ!

Olga Suvorova(1966年生まれのロシア人)という画家の画集買った。
ルネサンス絵画調の構図、ドレスや天使が超ステキ!

普通にお庭での肖像画も。
本文中にモデルさんの写真もあるけど『美化されて別人』で笑えます。
(作中に自画像も多数登場)
私もお金持ちだったら、この画家に肖像画を頼みたい(笑
クリムト好きな人にもオススメな画集。

MOTコレクション いまーかつて 複数のパースペクティブ

オラファー・エリアソンの入場券で、東京現代美術館常設展も観られる。
1930年代〜の日本人作家作品。藤田嗣治の戦争絵画も2点くらい、草間弥生の部屋(「死の海を行く」もある)
松江泰治の空撮作品とかなり見応えあり。

オノヨーコは撮影可。

今展示のメインは、3階の「岡本信治郎」の寄贈作品かと。

「ころがるさくら・東京大空襲」ポップな曼陀羅絵画。東京大空襲がテーマなんですけどね。
「平和の中で想起される作家の戦争体験」らしい。
田名網敬一といい、饒舌なのにまとまっている絵画を描くパワーと構成力は凄いと思う。
(&線が超キレイ!)

宮島達男は以前からの定位置キープ。宮島達男のデジタルカウンター作品の見方として
川村美術館の学芸員は「自分と数字の一コマを重ね合わせて見てください」と言っていた。(バナエさんと見たんだっけ)
ぼんやりと全体を眺め続けるだけでも、不思議な浮遊感が味わえると思う。デジタルカウンターの表示速度が違うだけなのにね。

オラファー・エリアソン ときに川は橋となる

「オラファー・エリアソン ときに川は橋となる」東京現代美術館へ。
雨だから空いてるかと思いきや、9:50分で5人位並んでた。

参加型作品の「サンライト・グラフィティ」は整理券が必要。
入館と同時にブースに直行して整理券をもらい、10:15分から12分程度。知らないオジサンと2人で光で絵を描く。
身体を派手に動かさないと面白い線が描けないので、結構疲れる。
(11時頃には「13時開始」の整理券配布してた)

サステナビリティの研究室。サンライトグラフィティには手前のひまわり型のライトを使用。

「太陽の中心への探査」キレイ!

「あなたに今起きていること、起きたこと、これから起きること」
3色のランプで出来る自分の影。手足を大きく動かすとキレイな影が出来て面白い。

「人間を超えたレゾネーター」シンプルな仕組みで出来る同心円の影。超不思議!

「ときに川は橋となる」現代美術館の吹き抜け全体を使った大きな展示。
センターの水皿が定期的に動き、頭上のスクリーンに波が投影。絶えず変化し続け、見てて飽きない。

「ビューティー」ミストに光が当たり「虹」が出来る。見る角度で様々な虹を捉える事が出来て面白かった。

「溶ける氷河のシリーズ」アイスランドの氷河定点観測、左が1999年、右が2019年。風景の変化にゾッとした。
この部屋の展示は、今日本に起きてる自然災害を彷彿とさせる作品もあったりで色々考えさせられる。

鑑賞者も動かないと作品を堪能しきれない、観る側のセンスも問われる展示でした。

写真展巡り

銀座駅地下通路、松屋と三越間つながってた。よかった〜。

大鶴 倫宣 写真展「Christmas Train きらめく街へ」銀座キヤノン
ヨーロッパのイルミネーションはホントにキレイ。街の建物や路面電車が美しいんだもん。ドイツ駐在経験のある知人が、木場のギャザリアのクリスマスイルミ見て鼻で笑っていたが仕方ない…。

山下恒夫作品展「日々Ⅳ」ソニー銀座。
随分前から「日々」シリーズで個展やってる作家さん。毎日の積み重ねをしてる人が醸し出す独特の雰囲気がいいです。

川崎 祐 写真展「光景」銀座ニコン
なんかみたことあるな…と思ったら、去年、ガーディアンガーデンで展示してたのだった。びっくりしたー。

銀座SIXではクリスマスアートでクラウス・ハーパニエミ。今までの伊勢丹とはまた違うモチーフで面白い。

teamLab ☆ Planets TOKYO DMM.com その2

「人と共に踊る鯉によって描かれる水面のドローイング」
水面に映る花や鯉は、触ろうとすると逃げたり散ったり。時間経過とともに、四季の流れで花々は移り変わる。

上の部屋の横にある「冷たい生命」。墨で書かれたラインが植物へと変化していくCG。前からあるシリーズだけど、更にクリアになった印象。

「意思を持ち変容する空間、広がる立体的存在 – 自由浮遊、平面化する3色と曖昧な9色」
お台場の「重力にあらがう生命の森」より大きなバルーンが。圧迫感が半端ない…。叩くと音がするらしいのだが…記憶がない。

バルーンが一斉に上昇する事も。

ここでもスタッフがお掃除してました。鏡張りなので大変だ…。

「Floating in the Falling Universe of Flowers」プラネタリウムのようなドーム状の壁面に花々が浮遊。四季の流れがあるのでしばらく見入るが、床が冷たく裸足だと心もとない。1クール半見て退出。

上の部屋出たら入り口のロッカーに戻ってた。こ、これだけ‥?!休祝日はお台場と同じ3200円なのにマジ?!と、豊洲だから?
もう1周することも可能だけど、夜も遅いので帰る。(19時半入場、21時15分頃退出)
お台場の展示は通路にもエンドレスで映像が流れてたが(Walk, Walk, Walk)
豊洲はテーマカラー?の照明だけ…そもそも展示作品数も少ないし。
軽くチームラボを楽しみたいなら豊洲、がっつり楽しみたいならお台場という立ち位置なのかな。

teamLab ☆ Planets TOKYO DMM.com

チームラボ プラネッツTOKYO DMM

豊洲の「チームラボ プラネッツTOKYO」行った。お台場の展示はかなり良かったので。
寒い雨の夜だから?結構空いてた。、平日は割引料金(大人一人2700円、年始年末を除く)。

エントランスで靴、靴下類を脱ぎロッカーに預け裸足で入場。膝下まで水につかるゾーンがあるらしい。
足元の明かりを頼りに進む。

「坂の上にある光の滝」死後の世界の入り口みたいでテンションが上がる。

水は生ぬるいよ。

画像はサイトより。暗すぎて撮影不可能。

「やわらかいブラックホール」一面(壁面も?)ビーズクッションの部屋。寝っ転がりイチャつくカップル数組(汗)3〜5ミリ程度のビーズ粒のせいか極小ビーズ程の「もっちり感」は無い。

「The Infinite Crystal Universe」スマホアプリで光が変化するらしいのだが、スマホ持ってないので見るだけ。

写真には無いけど、スタッフが壁面や床の鏡を熱心に掃除してた。手垢や足跡ついてたら確かに萎え⤵︎だもんね。

「人と共に踊る鯉によって描かれる水面のドローイング」
ここが膝くらいの水位(20〜25センチ位?)の中を進むゾーン。幼児や杖使う人は多分難しいにゃ。
明日へつづく。

「吉村芳生 超絶技巧を超えて」

「吉村芳生 超絶技巧を超えて」東京ステーションギャラリー
今年の初夏、息子さんとの2人展が見たかった吉村芳生さん関東での美術館初の個展。
展示面積がそこそこなステーションギャラリーだけど、1時間以上かけて見る。
「描く」という行為をすごく考えさせられた(いい意味で)
「新聞と自画像シリーズ」記事に対応した百面相が面白い。「下瀬信雄さん山口県美術展 大賞」の記事にニンマリする自画像が個人的にツボりました。

東京ステーションギャラリーの廊下から。スローシャッターで通勤時狙ったら面白そうなアングル。

吉村芳生 超絶技巧を超えて

ポリクロモスで描かれた大作のカード買った。202×714センチの超大作。
元になった写真が会場に。写真丸写しじゃないのがわかる。

吉村芳生 超絶技巧を超えて

図録から、絶筆のコスモス。右側のマス目には下描きもなく。

息子さんの吉村大星さんも吉村芳生と同じ、被写体を撮影後プリントしたものに5ミリ程のマス目を引き、同じようにマス目を描いた紙に転写という根気がいる技法。今後、どのように化けていくのか楽しみです。

写真展とか

「アメリカ近代写真の至宝 ギルバート・コレクション展」富士フイルムスクエア

アンセルアダムスやウェストンの「観た事ある!」な作品からアーロン・シスキン、ハリー・キャラハン (ダーティーハリーではない)の実験的な作品まで。

瀬知エリカ個展ストライプハウス六本木

繊細で緻密な筆さばきの小品から大胆な水墨画まで。作品の幅が超広い。瀬知さんのお仕事の集大成、見応えがあった。

藤の花、ちょっと欲しい。

欅坂はすっかりクリスマス。

かとうまさかず パステル画展

掃除中、積み上げたクッションでまったりタマコとビーたん。

近所のKatoさん夫婦と一緒に、Katoさん夫婦知人のかとうまさかずさん(80歳超え!)の個展観に。飯田橋ギャラリーゾウ

手描きの看板。味があるニャー

水墨画を描いてる方なので、筆の方が生き生きしてる。
この作家さん、ネコはあんま好きじゃないっぽい(触ったことない)のに、よく描いたな…と思う。

帰り、神楽坂散歩。「神楽坂まち舞台 大江戸めぐり」という伝統芸能のストリートライブやってた。
富山県、南砺の端唄も。

赤城神社をお参りしようとしたら、すごい行列。狛犬がスフィンクスっぽいですね。