写真展巡り

杉本 昭一 写真展「高度経済成長期のむら社会」銀座ニコン
昭和30年代後半の山形。牛が売られていく光景が悲しすぎるードナドナ。
「出稼ぎ」「養蚕業」、小学校の社会科で言葉は知っていたけど「写真」で見たのは実は初めてな気が。
この時代の地方は3世代同居が当たり前、奥さんもばーちゃんも欠かせない労働力。この50年で日本の地方の暮らしは激しく変化したんだろうなーと思う。

宮田裕介 作品展「山と花と時々、ねこ。」銀座ソニーイメージングギャラリー

ヒマラヤの奥地で日本人妻とその娘に遭遇ってシチュエーションからして凄すぎる。優しい雰囲気に溢れた写真展。

タカオカ邦彦 写真展「夫唱婦随」銀座キヤノン

全点モノクロ。背景の取り込み方、うちとけた表情とポートレートの素晴らしいお手本のような写真展。
長年夫婦してると、醸し出す雰囲気が似てくるんだなーと。(特に同業の夫婦)
龝吉敏子とルータバキンのお宅ショットもあってちょっとウレシイ。(柿の種がお好きらしい龝吉敏子)

杉山雅彦「ニッポンのはたらく人たち」富士フォトギャラリー
去年のニコンに続く新作。youtubeにアップしてるメイキングを見ると苦労が偲ばれますw

写真展巡り」への2件のフィードバック

  1. kato

    私の山形時代の友人、すべて、結婚した時は3世代生活でしたよ。(昭和50年前後に結婚)
    山形は、現在も3世代で住んでいるのは珍しくないですが、少なくなっているようです。
    舅・姑と同居した友人たちは、義父母を見送り、自分の子供とは別居生活、1人〜2人暮らしとなり、生活形態が変わってきましたが、それが良かったのかどうか・・。

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    1. sace 投稿作成者

      他にも、昔の出稼ぎは農閑期だけだけど今どきはそんな「出稼ぎ」なんてあるのかな?と思いました。(車の期間工が多いって聞いたことあるけど)
      これから介護はますます「外注」になっていくんでしょうね。介護格差とか問題になりそう…。

      返信

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