月別アーカイブ: 2018年7月

写真展巡り

深澤 武 写真展 奄美・琉球

深澤武写真展「奄美・琉球」銀座ニコン

ヤマネコから海中まで網羅。今やフグのミステリーサークルは狙いやすい被写体らしい。昨年の富士の展示よりプリントの発色が良く見えるのは壁面色のせい?

Kazunori Nagashima 作品展 soliloquy -独白の空間-

Kazunori Nagashima 作品展 「soliloquy -独白の空間-」銀座ソニー

厚みのあるパネルや枠を使用してるので、ライティングで出来る影が作品に新たな余韻を生ませてるような。何とも印象的な空間。

熊切大輔写真展「刹那 東京で」

熊切大輔写真展「刹那 東京で」ニコン銀座
原宿渋谷近辺のスナップショット。色味を抑えた現像。印象的な風景を切り取ってるのでモノクロでも良かったのではと思う。

杉山晃造写真展『モンゴル国外流失「秘宝」 劇変の「街」 ウランバートル 1983~2018』

杉山晃造写真展『モンゴル国外流失「秘宝」 劇変の「街」 ウランバートル 1983~2018』シリウスフォトギャラリー

1990年代民主化してから現在までのモンゴル、ウランバートルの変貌がすごい。何もない平原に大規模団地、馬車から自動車、配給制っぽい店からスーパーマーケット。1983年〜2018年の取材なので全てカラーで見られるのも印象深い。

 コウノジュンイチ写真展 「忘却/残響」

コウノジュンイチ写真展 「忘却/残響」蒼穹舎ギャラリー

8/5日までが忘却、8/6-12までが残響、という2部構成。ぼんやりと眺めていたい郊外の地味な風景。玄人受けしそう。

佐藤 充 昨日

佐藤充「昨日」RED PHOTO GALLERY

野々山裕樹写真展「Sleeping land」Place M
夜の住宅街、街の灯りのみ2〜3分の長時間露光で、まるで昼間のように影が。

基本地下鉄と地下街移動だけど、この暑さの外出、夏好きな自分でもマジでキツイ。毎日通勤してる会社員て本当スゴイと思う。

7月読んだ本

昼間、エアコン入れないの何日ぶりだろ?

今月読んだ本

メゾン・ド・ポリス 加藤 実秋
サブタイトルの「退職刑事のシェアハウス」通り、個性豊かな「おっさん元刑事」が面白い。
展開が「3匹のおっさん」ぽく、ハードなミステリーでもないので
テレ東、金曜8時のドラマに向いてそうな。
主人公の若い女子刑事が通うバーの常連、謎の方言女子「ナナ」ちゃんがいい味出してた。

デートクレンジング 柚木麻子
結婚、妊娠で環境が変わっても女の友情は続くのか?がメインテーマ。
面白いんですが、結婚、妊娠以外にも、友情のハードルになるものは結構あるぞ…と思う。

婚活に焦る親友・実花ちゃんの「男ウケ狙い」ファッションを
あなたらしくないとディスる主人公…ひ、ヒドイ。
(婚活の足を引っ張ってるよね?!)
ナイルバーチの女子会は感動したんだけどな〜。

怪異古生物考 土屋健
ユニコーンやグリフォンが「古生物の化石」から想像された産物では?とか、
鵺は「レッサーパンダ」説、ヤマタノオロチは「火山の溶岩」説など、ちょっと納得出来る説でトンデモ本ではない。
「鵺」が登場する平家物語の「平家」もペルシャ人説がある位だし。平安時代末期に「レッサーパンダ」、なんかステキ。

一発屋芸人列伝 山田ルイ53世
過去の栄光のおこぼれを舐めつつ、プライド捨てて次のステージに行ってる彼ら頼もしい。
ちょっと不安なジョイマンとコウメ太夫、がんばって欲しい。

ののはな通信 三浦しをん
女子高生〜中年期まで、手紙形式で進行する女子2人の生きざま。ちょっとエグい「赤毛のアン」みたいな?
優等生タイプで実はクセ者の「のの」に、少しエキセントリックな「はな」が振り回されてる様子が超切ないのだが
ラストが!「三浦しをん」なのに独特の読後感でいい意味で裏切られてビックリ。

初セミ2018

夜中雨降って、暑さがひと休み。

今年初のセミ。マンション共有部の照明が全てLEDになり、廊下でセミに遭遇する事はなくなったが
道やベランダには落ちているのだった。そして、このセミ、この部屋の中で消息不明(怖

地獄ガイド

東京都心でも37度ですってよ。やってらんない暑さ。

ウメちゃんとタマオを並べて見た。何、この緊張感。

8月、富山の「地獄のテーマパーク」へ行くので、「鬼灯の冷徹」で地獄の予習中。楽しそうです地獄。この暑さ、「八寒地獄」の扉が開いたら少しは楽になるのにねーと思う。

写真展巡り

僕の団地と、あのマック僕の団地と、あのマック

平野良太写真展「僕の団地と、あのマック」 エプサイト

地方都市の少年(主に中高校生)ポートレイト。皆居心地が悪そう?な表情で「THE 思春期」て感じで面白い。中には「これ本当に高校生?!」な子も。高校生と社会人の見分け方のコツは「腕時計やスニーカーがノーブランド、カバンが革じゃない」などだそうです。勉強になりました!

一色龍太郎「石鎚山に抱かれて」

一色龍太郎写真展「石鎚山に抱かれて」リコー新宿

田舎神楽、田舎歌舞伎の様子や里芋の串焼きが茨城の叔父のとこと似てて驚いた。未だに「蓮舫」のビールのポスターが現役な酒屋のショット、地方が置き去りにされてる感出てると思った。

助川 康史 写真展 鉄路彩々 The Gallery 2018
助川康史 写真展「鉄路彩々 The Gallery 2018」ニコン新宿

予定外のギャラリートークを少し聞けた。列車だけを見ず、全体の風景を見て構図を決めるのが鉄道写真を撮るコツだそうです。鉄道写真家って皆お話がホント上手いと思う。

山田實 写真展「きよら生まり島 ―おきなわ」
ニコン新宿

山田實 写真展「きよら生まり島 ―おきなわ」

頭に大荷物を乗せて歩くお母さんたちや働く子どもたち。1960年代の、基地もキレイな海も押さえてない沖縄の日常。

石毛優花写真展「琴線が揺れるとき」

石毛優花写真展「琴線が揺れるとき」

老老介護、障害を持つ人生を押さえたスナップショット。エグい部分は捉えてないが考えさせられる。作家さんも迷ってるんだろうな……。

橋本倫史写真展「ドライブイン」
KULA PHOTO GALLERY

橋本倫史写真展「ドライブイン」

全国のドライブインとそこで働く方々。印象的だった「ロードパーク女の浦」掲載の「月刊ドライブイン Vol.5」買う。印刷がアレなので、実際のプリントが見られて良かったと思う。薩摩隼人ドライブインの絵面が強烈だった。

大西みつぐ 中藤毅彦 ハービー・山口 3人展「TRINITY – 街・人間・モノクローム」 ギャラリーニエプス

大西みつぐ 中藤毅彦 ハービー・山口 3人展「TRINITY – 街・人間・モノクローム」

大西みつぐ、ハービー山口、中藤毅彦の作品がアットランダムに。キャプション無しでも誰の作品か一目瞭然。狭いギャラリーだが超混んでた。さすが。