写真展」カテゴリーアーカイブ

写真展巡り

下川 晋平 写真展「Neon Calligraphy」銀座ニコン
イランの中心部ではない裏寂しい街の夜の様子が、昭和の地方都市(夜7時には店が閉まってしまうような)みたいでノスタルジック。
徹底的にネオン看板のみ展示してるので、夜の街を散歩してるような感覚に。
作家さんからイランはアメリカから経済制裁を受けてるので、未だに個人商店がメインとか
繁華街がないので(酒禁止!)夜はジュース屋にタムロってるとか面白い話を聞きました。
下川晋平さんのサイト

岡⽥敦 写真展 「Light at the Edge of the World」LUMIX GINZA

根室のユルリ島(実在する島、すごい名前)の原生林、野生馬がクールに。
霧の風景が本当に幻想的。使用レンズはLUMIX S PRO 70-200mmが多め。LUMIX S PROシリーズのレンズの色乗り、いいな……。

山野楽器の売り場が3階〜6階に縮小されてた。下はauのショールームらしい……

鹿野貴司 作品展「#shibuyacrossing」ソニーイメージングギャラリー銀座

コロナ前の渋谷交差点スナップ。ハロウィンの仮装モノもあるだろうけど、インパクト大なヒトと出会う確率が都内では浅草と並んで多い場所だと思った。
(浅草サンバカーニバルの前は、ガチでサンバの練習する地元民が結構凄かった思い出)

松屋のムーミンコミックス展にも寄る。
トーベヤンソンの鉛筆原画と、トレペにペン入れした原画がかなり素敵。が、入場料1200円(当日)はちょっと高い。
ニョロニョロは「種」で増えるの、初めて知った。
アニメ(岸田今日子の)では雷求めて移動してたような。

写真展巡り

日本の楽園島

三好 和義 写真展「日本の楽園島」新宿ニコン ザ・ギャラリー

海のブルーが非常に美しいプリント。夏〜。
会場には三好先生(といつもの弟子)が在廊していて、ギャラリートークサービスを。すごいよ!三好先生。
東大寺の巨大写真集(36万円+税)の展示もあり、見開きごとに丁寧に説明してらっしゃいました。

新宿ニコンサロンは今改装中、三好先生の展示が終わったらギャラリー部も改装になるそうです。
銀座ニコンが閉まるので、色々集約するんでしょうね。

竹内敏信作品展 「汚染海域ー伊勢湾・1972年」 JCIIフォトサロン

風景写真で一世風靡した竹内先生の出発点は、名古屋港や四日市の埋め立て、汚染のドキュメンタリー。
漁師のやるせなさというか苦悩が伝わります。ヘドロや汚水の描写、迫力あり。

JCIIフォトサロン近くの「ぶんか社」。この社屋内の「井戸が見える席」はヤバイらしい。本当?!

河野英喜写真展「飴色の夕景」LUMIX GINZA TOKYO

主にLumix S1とSシリーズの交換レンズで撮影されたポートレート。
LUMIX S PRO 50mm F1.4のこっくりとした色ノリと、女のコがそこにいるような立体感(空気感?)のある描写に惚れ惚れ。
会場を1周し終えた頃にはLUMIX S PRO 50mm F1.4が欲しくなるという……。

ソニービル跡地のボッテガ・ヴェネタのオブジェ。
日差しが反射してまぶしい。

写真展巡り

久しぶりに地下鉄の「上り」路線に乗り写真展へ。
2/28日以来なので5ヶ月ぶり?!

鈴木理策 写真展「海と山のあいだ 目とこころ」新宿ニコン ザ・ギャラリー
光線と構図がバッチリの安定感。見ていて本当に気持ちがいい。

個人的に気に入ったのは緑のレイヤーのこの一枚。光の入り方が絶妙。
新宿ニコンは、入り口で検温とアルコール消毒必須。安心です。

尾仲浩二 写真展「ネコとコージくん」富士フイルムフォトサロン 東京 スペース3

富士フイルムスクエアのギャラリーXが富士フイルムフォトサロンになってた。
こちらは手指の消毒のみ任意。

尾仲浩二さんのお父様(アマチュアカメラマン)が撮影、着色は尾仲氏という親子合作と
世界の街猫。寂しげな色味のプリントで、猫にもちょっと哀愁。

スペース1.2ではマイケルジャクソンの写真展。このご時勢でも結構な集客。さすがMJ。
ジャクソン5の頃からの展示、ビリージーンで既に鼻の形が…。

鬼海弘雄作品展 「王たちの肖像」JCIIフォトサロン

2011年の写美での展示「東京ポートレイト」で観た作品、今観るとまた違う味わい。
バブル前の浅草、35年程度前なのに何か違う国の人みたい。
関係ないけど、写真に「レジ袋」は一切写りこまず
手荷物は鞄か風呂敷。渋い。

世界報道写真コンテスト2020

世界報道写真コンテスト、今年、第63回の大賞はスーダンの反政府デモの集会を押さえた千葉康由さん!
仕事で千葉さんの連載のレイアウトを担当してたので、超嬉しい〜。
(大賞取った作品も掲載されてる、CAPA2019年8月号)

残念ながら連載は先月終わってしまったけど、行動力、視点ともに素晴らしい千葉さんのこれからが楽しみです。

歴代の世界報道写真コンテスト受賞作品をまとめたサイト見つけた→コチラ
ベトナム戦争の作品は有名なものばかり。訴求力が半端ない。
お時間のある時にどうぞ。3食不自由せず安心して寝られる所があるだけで天国かも。

写真展巡り

富士フイルムスクエアで展示中の
大竹英洋写真展「ノースウッズ-生命を与える大地-」へ行ったらまさかの休館。
楽しみにしてた写真展なので残念…

気を取り直し、島村 恵美 写真展「ねこがいる」オリンパスギャラリ-東京(新宿)
日常の風景に写り込むネコ。会場にいるおっさん達が「この写真の中にネコが必ずいるんだよ」とネコ探しに夢中になってた。
目視だと大きいネコの存在感も、標準〜広角のスナップショットだと小さくなっちゃう。それがミョーに面白かった。が、私が一番「この写真、ネコどこ?!」と迷ったのは2番目の八百屋の写真。ウェブだと簡単に見つかるなあ、何故だ?

写真展じゃないけど松屋銀座の「リサラーソン展」も観てきた。
前回より洗練された感じの作品(アメリカ時代のが超カワイイ)多い。
ネコのマキシがタマコにしか見えない…。

写真展巡り

あのクマのパチモンが。似てるんだが惜しい!

木村 孝 写真展「ライフ・コレクション・イン・ニュータウン」銀座ニコン

タイの1989年頃に出来た工場地帯の団地や住宅に住む人たちのポートレート。
緊張した面持ちと、デカい扇風機(あちらはエアコンが普及してないらしい)が印象的。
面白かった。

熊野 淳司 写真展「なみいろ」銀座キヤノン

国道134合線沿いの波を撮影したと会場にあったような(結構人がいて落ち着いて見られなかった)
キレイだなーと思う。
波の写真といえば随分前にペンタックスギャラリーで見た岡嶋和幸さんの「潮騒」と比較せずにはいられないが
千葉の海のほうが「波が激しい」気がした。ま、昔の事なので記憶はアヤフヤなんだけど。

写真展巡り

有川典宏写真展「Comfort / 居心地」エプサイト

自分の部屋で撮影されたポートレート。キヤノンの時と違い、今回は女性オンリー。基本モノクロプリントなので
モノが多い部屋でも主題が明確で上手いなーと思う。
都築響一の『TOKYO STYLE』の頃からフツーの部屋写真が大好物なのだが
最近のお部屋には「テレビ」がない人が多い。ステレオコンポもない。時代だなー。

新型コロナの影響で観光客が激減した銀座。普段はスーツケースの団体がタムロしてるユニクロ前もスッカスカ。

高島空太写真展『20XX』銀座ニコンサロン
何気ない建物や風景を組み立てストーリーのある、奥行き深いフォトコラージュを。写真で描く絵画のよう。
何十ものレイヤーで構成されてるぽいけど『足すというより省く作業です』と作家さんが言ってた、作品をよく見ると納得出来る。繊細ー!

MJ展2020

MJ展、六本木ストライプスペースへ。
今回で最終回。実は2回めまで出品してたので観に行く。生徒増えたなあ…….

以前はもっと小さめなギャラリーでやってたのが(前期後期と分けてたけど)今はストライプの3フロア使用。
作品数多くて見るのに小一時間かかる。

今回のMJブック2020のカバーは若林夏さん(右側)です。描き込みスゴイ!

千葉格 報道写真展「BACK-GROUND」六本木富士フイルムスクエア
メッシも後姿ですw 海外のファンは熱さが違うと思いました。なぜだろう?日本の応援も派手だけど。

GalleryX企画写真展 広告作品写真展 「X Commercial」富士フイルムスクエア ギャラリーX

富士のXシリーズ広告に使用された写真をノートリミング(たぶん)で。かなり仕事の参考になった気がする。
米屋さんのD51がスゴイ!
カメラの広告って、購買層の幅を広げるためにはマジでイメージ写真が命。
「私もこういう写真撮りたい!or撮れるかも?!」って衝動起こさせてナンボだと思います。

永遠のソール・ライター

「永遠のソール・ライター」 Bunkamuraミュージアム
2年前の写真展で未発表の作品だと思われ。プロになる前のモノクローム作品からカラー、ライター作の絵画まで(今回は少なめ)
彼の絵画作品を見ると、彼が写真で表現したかったのは具象ではなく心象だったんだな〜と改めて。
ついでに、明るいレンズが欲しくなったりして(笑

会場中盤のプロジェクター展示が素晴らしいです。
ポジ写真を見るのはやっぱプロジェクターの方がキレイ。紙だと発色に限界あるよにゃー。

ここだけ写真OK。左はパートナーのソームズ、右3点のみソールライターの作品。椅子は愛用品。

ポストカード買った。飼い猫(たぶん)のアリスとパトナム。カラーで撮って欲しかったにゃん。

混むかなーと予想して、天気の悪い日狙って行ったけど、そこそこ混んでました。

写真展巡り

奈良原一高「人間の土地/王国 Domains」JCIIフォトサロン

島、刑務所、修道院と世間から隔離された生活を捉えた不朽の名作。そこへ至った過程が其々違うので環境が違えど被写体がまとう空気感がまるで違う。
奈良原一高のプリント指示の展示もあった。覆い焼きやラボによる違い?などきめ細やかな指定。
フォトショで選択範囲作って覆い焼きとかを面倒くさがっちゃイカン!と思いました。

中野正貴写真展「東京」東京写真美術館
既刊の写真集や新作で構成。会場内は写真撮影OKでした。
1990年代〜の東京の風景。昔の勤務先近辺(六本木)や良く行く銀座の景色が多くつい夢中。
今や存在しない銀行や会社の看板、昔通ってた銭湯の煙突を写真の中に見つけ、つい興奮…。

窓からニイミのコックやアサヒビールのう○こビルが毎日見えるのはちょっとヤダ。

写真集のプレゼン資料。装丁もほぼ手がけてらっしゃるような…。スゴイ。


1992年

今日(2020年1/15)
帰り、恵比寿から渋谷まで歩いた(20分弱)
南口(だよね?)が激変しててたまげました。